1
◆ Traction Avant, 7CV & 11CV, Cabriolet & Coupe.
◆ 解説 Cabriolet (Roadster) & Coupe (Faux-Cabriolet) Wikipedia : シトロエン・トラクシオン・アバンに記載したものです。 1934年初め、ルフェーブルとスタイリストのP.Daninosをリーダーとして、7Aをベースとしたロードスターとクーペを製作する計画が始められた。 1934年6月最初のネイビーブルーの7Aモデルはマダム・シトロエンに贈られた。 そして1934年7月8日のブーロウニュの森(Bois de Boulogne)でのコンクール・デレガンスに7S : クーペが出品され、7Bのコンクール・デレガンス・シリーズがカタログ・モデルになった。 7B,11BLは2/4座 (前席が 2 座、後席+2=dicky-seat)で、これより大きいノルマル・ボディーの11Bは3/5座 (前席は bench-seat=3 座)である。後部のトランク状の部分を開くとシートが現れる (+2 dicky-seat)。1934年7月から1938年までの総生産台数は、恐らく5100台には達していないと思はれる。一番生産台数の多い1938年、ロードスターが961台、クーペが139台であり、今日ではクーペは「コレクターズ・アイテムであり、最近86台が残存することが確認されている。 ◆ 7S は "Record-Breaker" としても知られている。 "Rosalie Ⅷ"は front-wing を外した 7S (11CV) で 1934 年 7 月 17-23 日、Montlhery-circuit で 16000km を 6 日間、111-183km/h の record を記録している。 この model に付いては Quai de JAVEL・・・では、Rosalie Ⅶ と記載されている。 "Rosalie Ⅶ"を例外として、 Citroen Record-Breakers" では front brakeは撤去されていた。この種の高速性能車には不要であり、少しばかり最高速度を上げる為に、standard-model よりも「より大径の tyres 」を使用していた。Rosalie Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ 以外は、どこか 「Record-Braker として記録の信頼性」に欠けた所があるようです。(JAVEL : No.2 1981). ▼ from : Le Double Chevron : No. 78. 1984. 50 周年号では「写真が中央で分かれていたので困りましたが、小さいが良い写真が載っていました。▼ ![]() ▼ Chez L'Antiquaire : Citroen type 7S Cabriolet-1934: from Le Double Chevron No. 36. 1974. ▼ ![]() ◆ Eligor : 11BL. Cabriolet. No. 1001. 1938. ![]() ![]() ▼ from : Le Double Chevron : No. 75. 1984. 1938 年に英国王女 2 人が JAVEL 工場を訪問された時に、"Citroen Toy" の Cabriolet 2 台が贈られたのです。この写真は Le Album de la Traction Avant に載っていますが、その時の現物を Traction Avant 50 周年に女王陛下から貸して頂いた写真です!良く保存されていました。年代から "Citroen-Toy"の最終 model でしょう。約 40cm はある「大きな model 」なのです。▼ ![]() ![]() ![]() ![]() ▼ 2-tone-color の「高級仕様は fender が black 」に決まっていたそうです。他の色に付いては後述します。 photo by C. Ottered. ▼ ![]() ◆ Eligor : 11BL. Cabriolet. No. 1002. ![]() ![]() ▼ Chez L'Antiquaire : Citroen type 11AL. faux cabriolet (coupe). 1935: from Le Double Chevron. No. 29. 1972. ▼ ![]() ◆ Fixed-head coupe の塗装色は saloon と同じ色を勿論選択できましたが、より詳細に述べてみましょう。 1934-35年は普通の saloon の塗色以外に white, red, light-green が注文できました。 1935-36年は 2-tone-color が選択できた。body-top と wings (fender) は black に決まっていましたが、他の部分は「明るい色」が、例えば pearl-grey, blue-grey ですが、常に black と他の色との組み合わせであった。 1936-38年は metallic-color が採用された。特に「玉虫色」の brown, grey, green であったが、特に navy blue, olive green, bordeaux であったが、 black を忘れてはならないでしょう。 ▼ from : "JAVEL" No. 2. 1981. ▼ ![]() ◆ Grand Tourisme (white-metal). 11CV-"Coupe" No. 10. これは Kit-model を私が組み立てたものでは無く、出来上がりの model なのです。作り直しですかね・・ それにしても Coupe model はこれ以外にはないのでしょうか? ![]() ![]() ![]() ▼ from : "JAVEL" No. 2. 1981. 殆んどの現存 models は、このような再製作車のようです。古いですからね・・・▼ ![]() ■
[PR]
▲
by citroenDS
| 2008-10-30 21:15
| DINKY TOYS (F&E)
◆ my DINKY TOYS Collection (48). Citroen Traction Avant. 11 BL.
◆ コメント Wikipedia に多少はまっていましたので、ご無沙汰しました。しかし、これも実は Citroen "H" がらみで、本来、"FWD & monocoque-body" の Traction Avant には "Fourgon" が造れなくて無くて、当時はまだ同時生産していた Fourgon Rosalie (11 AU. 1350kg. F-R) を使っていたのです。 Traction Avant 11 B- Commerciale 500kg が Commercial Vehicle (= Delivery-van) でした。F-F なるがゆえに積載量が少ない!!ので、Traction Avant を「丸ごと使用」の Cab-over-Type ( front heavy) TUB (C) = H VAN の Proto-type を生産する必要があった訳でしょう。 従って、今回は 15 six H に就いて書くのが目的ではありません。⇒2006 年 09 月を参照して下さい。 ◆ DINKY TOYS : Citroen Traction Avant 11 BL. No. 24 N. (2nd-type). 1954. DINKY は 11BL, で J.R.D. は 11 Normale です。 ![]() ▲ 1947 年より bonnet ルーバーが 15-six と同じ縦になり、方向指示器が「前と横上」になる。1952 年 7 月より rear Trunk ( nouvelle malle arriere ) が張出して、外観が大きく変化しました。この他にも windscreen-wiper が上から下に移動し、bumper も「直線」になりましたので、この model では間違いです。これに伴なって number-plate も rear trunk 中央に移動し (1934 年の 7A も trunk が無かったので number-plate は中央にあります)長い間、 black のみでしたbody-color も 1954 年式より 3 色 : black, gris pearl, blue R.A.F.( Royal Air Force ) となりました。 ▼ ![]() ![]() ![]() ![]() ▼ A C. 4717 - 4-39. Imp. des Usines Citroen. ▼ ![]() ◆ J.R.D. : Citroen Traction Avant, 11CV Normale. No. 112. 1958. ![]() ![]() ![]() ◆ ELIGOR : Citroen Traction Avant. 11BL. No. 1031A. 1938. ![]() ![]() ▼ CHASSIS-NUMBER-LIST 大部分 11 B(L) であるのが解かります。11 C は Commerciale です。 15- Six は 15 G-D-H ですが、理由は 15 G は gear-box design の関係から「engine は逆回転」 (Gauche = anti-clock-wise) から始まり、1947 年から new-gear-box が採用されて engine は普通の「右方向回転 Droite (= clock-wise)」になりました。 "H" は当然に rear-suspension ⇒ Hydropneumatic Suspension で "normale" のみです。 これは「本社製造」分で Slough 分は別のようです。 GB では light & big 15 と呼びます。Sweden では B 11 & B 15 です。▼ ![]() ◆ 解説 Traction Avant の生産は 1934 年、7CV で始まり、 "7A": 72 X 80, 1303cc, "7B": 78 X 80, 1529cc, "7C": 72 X 100, 1628cc, "7S": 78 X 100, 1911cc で、11A, 11B(L), 11B, 11C の engine と共通になりました。この 78X100mm : 1911cc engine は ID/DS に 1966 年まで使われたのです。 この LIST の年式から「生産台数」を計算しますと、二玄社 : 大川氏の記載にある "7A" の 7001 台 ( 左最上段 )だけでは無くて、 1934 年式の生産台数は、少なくとも 7A, 7B, 7S, 11A(L) の合計は 23,300 台になります。 1934 年間になりますと、2 倍にはなるでしょう。この台数は「非常に多く」如何に Andre CITROEN の "massproduction" えの「設備投資が過大」であったかを示しています。「倒産」するのも当然とも言えるし、1 年間「待ってくれれば」済んだのです。 MICHELIN の「投資に関する先見性」は資産家として優秀と言えるでしょうが、世の中厳しいですね・・ この 11B - familiale の rear-seats の代わりに「荷室」にしたものが commerciale になったのです。 Catalog 写真では「戦前型」で trunk が突出ていない「上下に分割できた」 type ですが、「戦後型では」 trunk 付きですから邪魔でしたでしょう。 この時には既に 1947 年には "H"van が完成していましたから、多分売れなかったでしょう。 ▼ A C. 4717 - 4-39. Imp. des Usine Citroen ▼ ![]() ◆ Equipe Gallois : montage et finitation: Flentrop. 11 BL. 1949. ![]() ![]() ▼ Printed by Alabaster, Passmore & Sones, L.T.D., London & Maidstone. ▼ ![]() ◆ NOREV : Citroen 11 A. No. 29. 1936. ![]() ![]() ▼ Printed by Alabaster, Passmore & Sones, L.T.D., London & Maidstone. ▼ ![]() ▼ A C. 4717 - 4-39. Imp. des Usines Citroen ; この catalog. を見る限り 11C "commerciale" には rear-gate の window が無い。▼ ![]() ◆ Dubray : Citroen 11 B familiale. No. 14. 1938. この年から Pilote-wheel 付きになり Commerciale が加わる。 ![]() ◆ M.H.Models : Citroen A.E.A.T. 11 CV Fourgon. Nr. 97/ 500. ![]() ▲ 北欧 ( Denmark ) では miniature-model のような「めくら VAN 」が作られていたようで、実車の写真があります。▼ ![]() ![]() ▼ A. C, 4709- 3 - 39. Imp. des Usines Citroen. ▼ ![]() ▲ この catalog-photos でも rear-gate には rear-window が無いようです。▼ ![]() ![]() ◆ Eligor : Citroen "Rosalie" UA-7 & UA-11. (MI-series.) 1935 年 1 月より「後輪駆動を好む顧客用」に製作した model で、1938 年には Citroen 初の Diesel-engine 4-cyl. 1766cc を載せた UD-11. commerciale がつくられた。従って、"H" が生産されるまでは、この models が "Delivery-Van : Fourgon であった。 ![]() ![]() ■
[PR]
▲
by citroenDS
| 2008-10-19 20:21
| DINKY TOYS (F&E)
◆ Citroen "ACTIVA" から "Hydractive Suspension" を紹介する。
◆ Wikipedia さんでは、Hydro-pneumatic Suspension の説明すら出来ずに「放置」されています! 正に驚きでしかありません。何しろ suspension-cylinder, damper-valve が明確に理解出来てなく、従って、Hydro-active Suspension なんて「とても、とても」の状態です。それで Hydractive Ⅲ & Hydrctive Ⅲ+だとか・・・並べているだけで「何時になったら理解出来る」のか考えてしまいます。 ![]() ▼ Citroen の "Future" を担って XM 登場時に発表された Prototype-model です。この style では無理でしたが、20 年後の現在の多くの models で確実に実現されています。 from: Le Double Chevron No. 95. 1988. 自費出版: "WHY CITROEN Q&A" ( 1989 ) にも記載してあります。・・・と云うことは、20 年間進歩していない訳だ! ▼ ![]() ![]() ![]() ![]() ◆ Hydropneumatic Suspension ⇒ Hydactive Suspennsion への発展は、Hydropneumatic Suspension の持っていた「左右関連」という本質を知っていなければ理解出来ないのです。簡単に記載すれば、1 個の Height-Corrector で左右の車高を決めなければならなかったからです。左右別々に車高を決められる程の「正確さがなかった」のです。それでは Hydractive Suspennsion では「どうなっている」のか?の疑問が出てくるのです。「基礎は大切」なのです!!! 実は、Height-Corrector が精密過ぎて、Analog では逆に control できないので、左右の平均値である Anti-roll-Bar の中央の変位でしか車高を決定できないのです。また、本体外でも「時間差を作る」必要もあったのです。でも悪いことばかりではありません。 Citroen 社が度々実験していたように、Tyre-burst 時には LHM が直ぐに移動して、Driver が手放しでも直進出来たのです! ★ それでは Brake-system はどのような関係にあったのでしょうか。これは DS, ID の最初期時代にまでさか戻ります。当時から engine が止まった時には「油圧を失い」止まれないから危険だ!となりました。もっとも、当時の ID 19 は「普通の Lockheed 製」でしたから、止まるのに苦労したそうです。 現在の Wikipedia の頭の中と同様です。 そこで「駐車 Brake 」を「緊急 Brake 」と称して販売したのです。緊急 Brake は前輪でなければなりません!だから Parking-Brake が front-inboard Brake になってしまったのです。その後、"Priority-Valve" ( Brake が最優先) が油圧回路に追加されて、油圧が低下した際には、他の回路を閉鎖して "Brake 回路" を最後まで有効に守っているのです。また、後輪 Brake は rear-Suspension の油圧が使われますから「車高がある限り」有効なのです。 この後輪の Brake-Control にも「重要な歴史」があることは「多くの皆さんは充分に」知っていることでしょう。DS, ID, SM, GS(A), CX, BX ではそれぞれに rear Brake-control 方式が「微妙に」違っているのです。 この問題は既に、2005 年 03 月と 2006 年 06 月に充分に記載してありますので「必ず見て」ください。( 右側の年月をクリックして下さい ) 下図は Hydropneumatic Suspension での 1.Suspension-arm, 2.Suspension-cylinder, 3. Damper, 4. Sphere を示しています。2 と 3 の間の色が抜けています。 ▼ ![]() ![]() ◆ Hydractive Suspension ではどの様に変わったのでしょうか。 ▼ 中央に第 3 の Sphere & Dampers を追加したのです。左側の図では "B" なる "additonal Sphere & Dampers を追加したもので、1 個の時よりも 2 個の時の方がより soft になります。別の見方からすれば、最初の Sphere & Damper を hard に出来るのです。 右側の図では左右を「関連する配管」の中央に、第 3 の Sphere & Dampers を接続しました。それらを車体各部にある sensors から来る「情報」(7) で 中央 Computer (6) を制御して電磁弁(1) を開閉します。▼ ![]() ![]() ◆ 下の図は XM の Hydractive Suspension の Diagram です。Hydractive Suspension では、Braking-system は Bendix になりましたし、 Power-Steering も BX からの「普通のもの」に変わりました。 Wikipedia の記載のように「安全性」の為ではありません!単なる「価格競争」の結果でしかなく、PSA-group に残る為の「妥協でしか」ありません。 SM, CX での「車速感応式」ではなくなりました。実に淋しいことではありませんか! このような「CITROEN の Brake の歴史」も知らない人達が、やれ C5 だ C6 だ言っているのが現実なのです!少しは反省せよ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ■
[PR]
▲
by citroenDS
| 2008-10-13 12:33
| Citroen 資料紹介
◆ Dyane 6 Mehari との「呼称」は最初期のみのものだろうと記載していましたが、以下の Le Double Chevron. No. 87. 1986. の最終呼称でも "Dyane 6 Mehari" でした。
![]() ![]() ![]() ■
[PR]
▲
by citroenDS
| 2008-10-09 19:27
| Citroen 資料紹介
◆ Wikipedia の [ Citroen の項目 ] に以下のような記載があるのですが、皆さんは、アンダーラインの部分について、「賛成」できますか???
・・・シェブロン・ギアの歯形をモチーフにしたものである。但し、上部と下部のクサビ形の開き角度が微妙に違う点等から、アンドレ・シトロエンの加入していたフランスの「フリーメイスン」のシンボル‘コンパスと折れ定規'との関連を言及されるようにもなってきている。 ◆ 2 年前に突然、記載されています。コンパスと折れ定規の design は「菱型」に組み合わせられています。全く似ても似つかぬシロモノです。これを「削除」しようとすると、懸命に邪魔をするのです。 Citroenists には許せない事です。 ◆ Andre CITROEN に就いての「話題であるから」、その時代 ( 1919 年 ) の "10 HP" の貴重な Catalog. をお見せしましょう。 「復刻版」なんかではありませんよ!!! どこの角度が違うっていうんだ!! ★ 即刻「削除」してもらいましょう ◆ 10 HP とは Le Chassis Citroen のことです。 この上に載せる La Carrosserie は希望により各種取り揃えてあるのです。 1). Torpedo 4 Places Serie. 2). Landaulet Grand Luxe. 3). Coupe de Ville. 4). Voiture de Livraison. 等 6 車種が架装できるのです。従って、記載されていませんが、この 10 HP は Type A. を示しています。この点でも Wikipedia は間違っているようです。 例えば、2CV の chassis-frame の上に「異なった body 」を載せた AU, AK, Dyane, Mehari, Ami 6-8 , etc. を、まとめて解説するようにしたって、昔の車ですから「大したことはない」のに、どう分類したら良いのかも解らずにいるのです。 Type A, B-2, B-12, B-14, Type 5 にしたって、解説できる人なんている訳がないのに・・日本と外国の区別もついていないのです。 ![]() ◆ この色 : ORANGE は Citroen S.A. が元気であった時代には大小の封筒には必ず使用されたものです。この BLOG でも Top に使用しているのです。 ![]() ■
[PR]
▲
by citroenDS
| 2008-10-07 15:31
| Citroen 資料紹介
◆ 2CV の 60 年記念を迎えての私見。 "Wikipedia 2CV" の記事は???
◆ Paris Salon が開催されます。 2CV の「還暦」です。ヨーロッパの 2CV-Club では、既に「お祝」は終わっています。 Belgie の 2CV-Dyane-Club の会報を紹介しましょう。 ![]() ▼ もう 30 年前になりますが、建築家で初期の CG Editor もしていらした Sirai 氏から頂いたお手紙が出て来ました。建築家らしい「鋭い観察力」です。これで、Kit-model "Oldies" 2CV-prototype ⇒( 2008-08 )の実物の詳細がわかります。 P. Boulanger が 1 台を残して 249 台を破壊するよう命令をした理由には、単に技術が Nazis ( ドイツと記さずにナチス・ドイツと記すのが世界の常識だ!) に渡るだけではなく「Aluminium & Magnesium 合金」を France 国家の兵器製造に使う為に「協出」するのが主目的だったのでは?と「戦中派」は考えるのです。▼ ![]() ▼ Relations Publiques Citroen "2CV 30 Ans" より。 ▼ ![]() ★ Wikipedia の記事は「公開されている」ものですから、もっと明確に記載して置きたかったのですが、文章は最小限にしました。以前、Citroen DS の「モンテカルロ・ラリーでの優勝」に関しての記事の訂正を「大きく記載して」求めたことがあります。 1947 年には "H-Van" が既に登場しており、Paris 市内には「かなりの数」が走って居た筈なのです! 何故、1948 年の Paris Salon で「驚いたり、冷笑したり」されたのでしょうか??? このような時間軸を「誰も考えない」のでしょうか? 面白く書けば良いのでは困るのですよ! ◆ 編集前の記載 1949年から開始された本格生産はすぐに軌道に乗り、翌1950年には早くも日産400台のペースで量産されるようになった。フランス国民はこの外見にも早々に慣れ、2CV は数年のうちに広く普及した。 ◆上記の事実から訂正しました。 1949年 の生産は同年7月より始まり日産4台: 876 台に留まり、翌1950年には 6,196 台と月産400台のペースで量産されるようになり 1951年には生産台数は 14,592 台になった。 ▼ 私が日本の "Correspondant" で発足した "JAVEL" 誌: No. 2. 上の数字と全く同一です。▼ ![]() ◆ 以下の記載は「理解不能」です。 従って ⇒ 「削除」です。 サスペンションは前後とも基本的には横置きトーションバー(ねじり棒鋼バネ)で吊られている。トーションバーはトラクシオン・アバンに採用されてそのコンパクトさで成功を収めた先例があり、2CVへの採用も自然なものであった。 ◆Wikipedia には「前後関連懸架」に就いての「項」がない。 下解説図は 2 図共に from: CLUB CITROEN FRANCE. No.40. 1989. ![]() ◆ 私が「前後関連懸架」に就いて「おこがましくも」解説文を書きくわえさせてもらったが、この検索をしても 「この記事」か、私がこの BLOG で書いたものしか出てこない! 前後のサスペンション・アームはそれぞれコイルスプリングに接続され、これらのスプリングは横置きのサスペンション・シリンダー内に収められているが、この横置きシリンダーは「半浮動状態」で初期は左右の「たけのこバネ」により、後にエンジン・パワーの増強によりゴム・ブッシュにより半固定状態はその移動を制限され、最終的には「固定」された。以下に述べる「前後関連懸架」とは、前輪アーム - ロッド - ( コイル : サスペンション・シリンダー: pot de suspension : コイル) - ロッド - 後輪アーム と結ばれており、コイル・スプリングを 2 倍に柔らかく使う、シトロエン社が考案した「軽車両用サスペンション」です。 しかし、Suspension-Arm と Rod との「テコ比」が、非常に「大きく、また力の方向が 90 ° 変換される」ことには「欠点を内蔵」しているのです。世の中、良いことばかりと言う訳には行かないのです。 この点、strut は荷重を直上で受けているので、問題は少ないのです。 ◆ Wikipedia の記載 筒状ケース内のコイルスプリング両端に錘を仕込み、 ◆ 私が修正した文章 SEE ⇒ 2cvweekend. ( Linked ) 各輪のサスペンションアームに取り付けられた筒型ケース内に組込まれたコイルスプリングの上端に錘を固定して、コイルスプリングと錘とで決められる固有振動数で車体の振動を打ち消す「慣性ダンパー」を用いた点である。 ![]() ◆慣性ダンパー等の採用 後に油圧ダンパの部品価格が下がった事もあり、これらの特殊な減衰器はすぐに一般的なテレスコピック式油圧ダンパーに変更された。 ◆ 私が編集した文章 これらのダンパー類の採用はエンジン・パワーにより決められた。油圧ダンパーは後輪に比較的早く使用されたが、慣性ダンパーは 1975 年まで使用されている。 ★ ここまで私が書く気になったのは、「相手がどこの誰」かが解らずに、私が必ず citroen DS とサインしているのにも拘わらず、「あらしかな?でも必ずサインしている」とまで書かれたことです。そして編集しようとすると「中止」と表示されるのです! 自分のやっている事を「棚に上げて」と反論するでしょう。しかし、わたしにすれば、「誤りを正す」ことに比べれば、私の文章を「Wikipedia 風に修正する」のは簡単でしょう。それに引き替え私が Wikipedia 式の法則を今更学んでも「役には立たない」のですよ! ★このことは、Wikipedia : 表記ガイドの最初に書いてあることで、「あなたの記事執筆の妨げになる時には、無理に従う必要はありません。( その内に表記法に詳しい利用者が体制を整えてくれるでしょう)。と書いてあるのです!!! ★ それと私が「編集、訂正」する前の文章と写真まで [ copy & paste] してある BLOG を発見したからです! 強く「訂正しなければ」間違いは、直ぐに広がってしまうのです!CG の時でも同じことでした!!いまだに「訂正されていない」のですよ!! ◆ 参考の為に 2CV の輸出先は「圧倒的に」 Germany です。従って、 2CV-Club の数は圧倒的に多いのです。 集めた Club-Sticker は 30 を超えます。 ★ Wikipedia さん、2CV-Prototype の所で指摘したように「ドイツと記載せずに、ナチスドイツと記す」ようにねがいます。或るいは、最小限の記載でも文章は書けるのではないか?? Wikipedia 自身の[ 第二次世界大戦 ] の項中に「ナチスドイツによるフランス侵攻」との "タイトル" があるのですよ!解ってんのかなー ?? ![]() ■
[PR]
▲
by citroenDS
| 2008-10-04 15:21
| Citroen 資料紹介
◆ my DINKY TOYS Collection. (47). 今回は珍しい PONY の Catalog を紹介します。
◆ Mehari の Catalog に混ざって Citroen "NAMCO" 製の Pony の Catalog が出てきましたので、紹介することにしました。ギリシャ製 Citroen MEHARI です。こちらは、cost の関係でしょう all steel-Body です。1970 年代の終り頃であったと記憶しています。西武自販にギリシャの Club-Badge がありましたのでもらったものです。アルミ製の1mm 厚のものです。恐らく、この頃に Mehari の輸入を考えていたのかも知れません。これらの Catalogues は 2CV-Club Germany から送ってきたものでしょう。今でも 1 / 2月 位で会報が来ます。 ![]() ![]() ▲ 付属の性能仕様 : 4-seater. 640kg. Max. speed : 100km/h. 5-7 L / 100km. Tyre : Michlin 145 X 15 X. Price : 10,995. DM. ( 当時の為替; 不明) all-steel Body. Mehari とは違って運転席 = Cabine は完全に plastic 製の roof & door 仕様がある。( pick up type ) ▼ ![]() ![]() ▲ NAMCO 社は アテネ と テッサロニキ に会社があり、Citroen 社から 2CV の供給を受けて Pony なる FAF ( Mehari ) に近い pick-up を作っている。 Catalog. によると Inthelco 社により Germany にも輸出していた。▼ ![]() ■
[PR]
▲
by citroenDS
| 2008-10-01 00:30
| DINKY TOYS (F&E)
1 |
![]() by citroenDS [ このブログに就いて ]
-Part-1-
◆ このブログはDSの整備、修理、広報誌 Le DOUBLE CHEVRON 、カタログ等の資料から[ DSの全て]に就いて解説をしています。 ▲保有資料は日本最大です。 ▲ 自分のDS23 Pallas '74の写真も紹介していますので、ご覧下さい。 ▲ミニチュアカーも貴重な資料として解説しております。 -PART-2- ◆ 平行して my "MINIATURE CAR COLLECTION" を載せていますので、[カテゴリ]の★-目次-☆を活用して下さい。 カテゴリ
[CONTENTS] 目次 ★ Solido-目次- ★ ☆ DINKY-目次- ☆ Solido(Dalia-solido) DINKY TOYS (F&E) CORGI TOYS & etc. Mercury, & Italians. Old American Models DS の整備と解説 ユーザー車検 Citroen 資料紹介 Citroen-Catalog. DS/IDカタログ紹介 DS minicar 紹介 my DS23 の写真 DS:50の安全性 CitroenDSの意見 最新の記事
以前の記事
2014年 10月 2014年 09月 2014年 07月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 01月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 11月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 最新のトラックバック
お気に入りブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||