[ Hydractive Suspension & Citroen "ACTIVA"]
◆ Citroen "ACTIVA" から "Hydractive Suspension" を紹介する。

Wikipedia さんでは、Hydro-pneumatic Suspension の説明すら出来ずに「放置」されています! 正に驚きでしかありません。何しろ suspension-cylinder, damper-valve が明確に理解出来てなく、従って、Hydro-active Suspension なんて「とても、とても」の状態です。それで Hydractive Ⅲ & Hydrctive Ⅲ+だとか・・・並べているだけで「何時になったら理解出来る」のか考えてしまいます。
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Citroen の "Future" を担って XM 登場時に発表された Prototype-model です。この style では無理でしたが、20 年後の現在の多くの models で確実に実現されています。 from: Le Double Chevron No. 95. 1988. 自費出版: "WHY CITROEN Q&A" ( 1989 ) にも記載してあります。・・・と云うことは、20 年間進歩していない訳だ!  
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Hydropneumatic Suspension ⇒ Hydactive Suspennsion への発展は、Hydropneumatic Suspension の持っていた「左右関連」という本質を知っていなければ理解出来ないのです。簡単に記載すれば、1 個の Height-Corrector で左右の車高を決めなければならなかったからです。左右別々に車高を決められる程の「正確さがなかった」のです。それでは Hydractive Suspennsion では「どうなっている」のか?の疑問が出てくるのです。「基礎は大切」なのです!!!
 実は、Height-Corrector が精密過ぎて、Analog では逆に control できないので、左右の平均値である Anti-roll-Bar の中央の変位でしか車高を決定できないのです。また、本体外でも「時間差を作る」必要もあったのです。でも悪いことばかりではありません。 Citroen 社が度々実験していたように、Tyre-burst 時には LHM が直ぐに移動して、Driver が手放しでも直進出来たのです!

それでは Brake-system はどのような関係にあったのでしょうか。これは DS, ID の最初期時代にまでさか戻ります。当時から engine が止まった時には「油圧を失い」止まれないから危険だ!となりました。もっとも、当時の ID 19 は「普通の Lockheed 製」でしたから、止まるのに苦労したそうです。
現在の Wikipedia の頭の中と同様です。
 そこで「駐車 Brake 」を「緊急 Brake 」と称して販売したのです。緊急 Brake は前輪でなければなりません!だから Parking-Brake が front-inboard Brake になってしまったのです。その後、"Priority-Valve" ( Brake が最優先) が油圧回路に追加されて、油圧が低下した際には、他の回路を閉鎖して "Brake 回路" を最後まで有効に守っているのです。また、後輪 Brake は rear-Suspension の油圧が使われますから「車高がある限り」有効なのです。
 この後輪の Brake-Control にも「重要な歴史」があることは「多くの皆さんは充分に」知っていることでしょう。DS, ID, SM, GS(A), CX, BX ではそれぞれに rear Brake-control 方式が「微妙に」違っているのです。
この問題は既に、2005 年 03 月と 2006 年 06 月に充分に記載してありますので「必ず見て」ください。( 右側の年月をクリックして下さい )
 
 下図は Hydropneumatic Suspension での 1.Suspension-arm, 2.Suspension-cylinder, 3. Damper, 4. Sphere を示しています。2 と 3 の間の色が抜けています。

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◆ Hydractive Suspension ではどの様に変わったのでしょうか。

中央に第 3 の Sphere & Dampers を追加したのです。左側の図では "B" なる "additonal Sphere & Dampers を追加したもので、1 個の時よりも 2 個の時の方がより soft になります。別の見方からすれば、最初の Sphere & Damper を hard に出来るのです。
 右側の図では左右を「関連する配管」の中央に、第 3 の Sphere & Dampers を接続しました。それらを車体各部にある sensors から来る「情報」(7) で 中央 Computer (6) を制御して電磁弁(1) を開閉します。
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下の図は XM の Hydractive Suspension の Diagram です。Hydractive Suspension では、Braking-system は Bendix になりましたし、 Power-Steering も BX からの「普通のもの」に変わりました。 Wikipedia の記載のように「安全性」の為ではありません!単なる「価格競争」の結果でしかなく、PSA-group に残る為の「妥協でしか」ありません。 SM, CX での「車速感応式」ではなくなりました。実に淋しいことではありませんか!
 このような「CITROEN の Brake の歴史」も知らない人達が、やれ C5 だ C6 だ言っているのが現実なのです!少しは反省せよ。

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by citroenDS | 2008-10-13 12:33 | Citroen 資料紹介


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