[ID,DSpecial,DSuper '66~'75の油圧(LHM)ブレーキ]
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◆ コメント
 このブログを始めた時は DS に就いてだけを記載するつもりでしたが、結局 ID に就いても書かなければ DS を正確に記載した事にならないのでした。私個人的には DS のトランスミッションの油圧制御こそが「DS」そのものであって、MT である ID,DSpecial,DSuper に就いては記載しないで通過しようと考えていたのです。"WIKIPEDIA" に係わった結果、ID 等に就いても記載するはめになりました。
◆ 解説
 DS のブレーキに就いては、フロントがフローティング・タイプであったのが、1966 年から「ブレーキ・パッドに金賞」を"M"から授賞した「固定式」になっただけです。1955 年にこの形式を完成していたことは、クラッチ・コントロールと共に「偉大な技術」として自動車史に残る価値があります。ハイドロニュウマティック・サスペンションと一体のブレーキ・システムであるからです!
 これに比較して ID の'56~'65 までの「普通のブレーキ」は記載するのも恥ずかしいことです。「技術が無かったからではない」からです。
 ここに載せました図は(2005-03)に紹介したものの ID の部分ですが、シトロエンを良くご存知の方には直ぐにお解かりの如くに、CX, GS 等と全く同一の回路です。「赤」がプライオリティ・バルブ(ブレーキ・アキウム)から→前輪ディスクで、「オレンジ」が後輪サスペンションから→後輪ドラムへです。それぞれ先に踏力の掛かる前輪用と「赤」油圧を介して後輪用が押されますし、夫々に背圧=「反力」としても作用しています。ID に採用しなかった理由が「効きすぎ」や「好まれない」とは考えられません。1955年に嫌われたものが、1966年には好まれたのでしょうか? 理由にはならない「理由」でしょう。
 Le DOUBLE CHEVRON; No2,1965-秋号:edition speciale, NOUVEAUX MODELES/ NEW MODELS に就いては、ギヤ・クラッチの項で紹介するのが最適と私は考えているのです。
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from Le DOUBLE CHEVRON No2; photo by Andre Martin
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by citroenDS | 2006-06-20 17:24 | Citroen 資料紹介


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