[ユーザー車検について]
 ブログを私は本を書くようなつもりで始めてしまいましたが、本質的に両者は異なった性質の作製過程を取るものであり、本の場合には最初から興味の有る無しに関らずに、普通に決められた項目の順序で、記載して行くものでしょう。それに対してブログでは「興味のある順」とか「記載して行った成り行き」で、上へ上へと時間の経過と共に積み上げて行くので、前項のようにギヤ・ボックスの「本編」と名付けた項目がないのに「続編」が出てきてしまいました。混乱させる意図は勿論無かったのですが、結果として体系的にまずいことになり申し訳ありませんでした。しかし、これがブログの良い点ではなかろうか? と考えています。
 一つの「問題の追及」をして行くと、最初の順序を無視しなければ意味がなくなる事があります。整備書を小説のように読んで行く人はいないでしょう。その都度、必要に応じて項目を開くものですから、ブログのようでも成立するのではないでしょうか?
前置きが長くなったのは、[キャブレターの交換]や[エンジンのバルブクリアランスの調整]を先に独立した項目として書くか、排気ガスの改善との関連で後に別に記載するか、と言った問題にぶつかるからです。
 今回も私がユーザー車検の実際で一つ一つ何年も掛けて経験した問題を紹介しながら、前記の問題を漸次記載して行くことにします。実際に全ての問題を一気に全て解決して「最初の車検に臨んだ」わけでは無いのですから・・・

◎プロローグ
 私のDSが輸入業者により横浜港に入ったのは7月初めころだったと思います。直ぐに部分塗装をするよりも全塗装をした方がよいからとの事で(その方が手間が安いから)何色にするか?と聞かれたが、GSの時の経験から、(新車をS自動車から買ったのに、再度全塗装してあった! 後から違う色が出て来なくて良かったが。)本革シートは抜群のコンディションで色は[Tobacco] であったから、オリジナルカラーを変える訳にはいかなかったのです。
 車検はJVCでやっていたが、何も知らないでヘッドライトを「いじくり回して」ボッシュの一回り小型のものに変えていたので米国仕様のようなものになっていました!
 DSのヘッドライトに就いては別項に記載しますが、その位に問題があるのです。もう一つが後部のナンバープレートの取り付け方が問題で、修正に苦労された方も多いでしょう。 
  この時点で私がこだわったのは登録日を7月14日にしようとしたのでした。これは車検知らずのシロウト丸出しの拘りでありました。真夏にヨーロッパ車を登録する「愚行」に気が付くまでの苦労! は大変なものでした。3年後の最初の車検になるまでに、このようなことを注意してくれた人は誰もいませんでした。何よりも、DSの車検を引き受けてくれるガレージなど1軒も無い事も知りませんでした。皆さんはどんな状況でオウナーになったのでしょうか?

●最初の車検までの経過
 満2年が過ぎる頃までにエンジンを載せ変えることになってしまったのですが、その理由に就いては後述することになります。載せ変えはSディラー工場で「全ての部品を私が用意するとの条件」で、懇意にしていた工場長以上の地位の方々3名のご好意でS自動車の社内の了解事項として「上意下達」で行われましたから、私は毎日のように修理の経過を昼休みに写真撮影しに自由に出入りしていました。この事自体が「異例」の事態であったのでしょう。S自動車がDSを販売していた時代の人間は既に工場長の2名しか残っていませんでしたから、実際の作業をした若い整備士には、私が随分と教えたものでした。
 その内にS自動車が販売したDSもろくに修理もせずに、私のDSを大掛かりに修理をしているとは何ごとだ・・・と横槍をいれた人達のせいで、S自動車の内部でゴタゴタが始まったので、私は自分で「全て行う」決心をするようになりました。ですから、エンジン載せ変えの「届け出に伴う職権打刻」の手続も私自身で行いました。これが神奈川陸運支所で初めて行った手続でした。

○エンジン変更登録
 エンジンを載せ変えたのだから、陸運支局に出来るだけ早く変更届を出して、エンジンに新しい「打刻」をしてもらわなければればなりません。ここで一番問題なのがエンジンが全く同じ形式、排気量であることを認めてもらわなければならないのです。
 このような時には自分で陸運支局長宛に手紙を書くのが一番有効であるようです。出来る限り事実を詳しく書いて、シロウトなので何も解らないので教えて下さいいう態度が必要なのです。旧エンジン・ナンバーが[DX-4,0673012659]であり、新エンジンが[DX-4,0673012072]で、その差が下3桁の違いであり、587番若いだけなので同一と認めて欲しいこと等を書きました。直ぐに電話があり新エンジンにナンバー・プレートが付いていれば認めてくれること、必要な書類は分解整備簿と輸入業者からの「譲渡証明」がいるとのことでしたが、打刻係からエンジンは部品であるから「領収書」で良いとの助言がありOKになりました。

 2日後に「打刻」になったのですが書類には殆ど目も通さずでした。エンジン交換届は非常に少ないそうで、「打刻」は駐車場で直ぐに行われることになったのですが、打刻するに良い場所がエンジンに見つからず(鉄鋳物の場所)で、エア・クリーナーが邪魔だから取り外せないかとのことで、こんな時にはシロウトだからは通らないし、帰りには元通りにして帰ってこなければならない訳です。
 打刻は[申01申]となりましたが、車検証には神[42]01神と記載されています。費用は代書代¥800と印紙代が¥200、合計で¥1000でした。書類は「登録事項等通知書」で車検証と殆ど同一でした。
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by citroends | 2005-05-04 16:18 | ユーザー車検


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