[ユーザー車検]その5
(5)スピードメーター;40km指示検査
□解説
 スピードメーターの検査とは平滑な表面のローラーを駆動輪で廻して、丁度メーターの指示が40kmの時に一般の検査コースでは上から下がっているボタンを押して、その指示が恐らく誤差5km以内で合格になるのだと思います。私のDSの場合には、どうした事か予備検査場では一度も発生しないのに、陸運の検査コースでは100%右側へと移動して行きます。検査員はステアリングを動かすな!と怒鳴りますが、私は全く固定しているだけで、動かしたことはありません。タイヤを移動しないように左右で押えている装置が不十分なのでしょう。こんな時、検査員がステアリングを押えに車内に頭を入れて来ましす。一度など、検査員がスピードメーターを見て40kmでボタンを押して「合格」になりましたから、正に正確でありました!
 最初の時にはタイヤの空気圧を正確にして、回転計から計算してスピードメーターを更正しました。エンジン回転が 1,000rpm の時の速度は2速で 14.6km/h ですから 2,700rpm で40km。3速では 1.000rpm で 22.3km/h ですから 1,800rpm の時が40kmになる筈です。これが意外にも正確であったから当然だったのです。
 これは当然タイヤの径に左右されますから、ミシュランXAS180HR15であることが前提です。それ以外のタイヤの場合には、直径を換算してスピードメーターをごまかさなければなりません。しかし、前述のように検査員がメーターを見てボタンを押されたのでは困る時もあるのです。普通には、予備検査屋で測定して、40kmはメーターで45kmの時ですよ・・・と教えてもらって検査に臨むのです。

◎アドバイス
 これで巧く行くのかと言うとそうではないのです。検査用のローラーの慣性のせいだろうと思いますが、先ずは50km位まで回転を上げておいてから、次第に回転を下げて来て所定のメーター指示位置でボタンを押します。特にDS等古い車はタイヤが細身であるからではないのか?と考えています。[マルチ・テスタ]の場合はパッシングで合図します。

(6)下廻り検査
■コメント
 これも当然、右側に指示案内板があるので、始めは見落として「どなられた」。この指示は検査中エンジン停止。(1)ハンドルの遊び。(2)ブレーキをふむ。(3)サイドブレーキをふむとある。私のDSはアンダー・カバーを外してあるのですが、もしも外してなければどのようにして「下廻り」を見られるのであろうか? 私は私なりの理由でアンダー・カバーを外しているのです。それは、キレイでオイル漏れが全く無いことを見てもらいたいからです。
  陸運にDSを持ち込む者はいないのですから、検査員はDSのオリジナルの形を知らないのです。だから、びっくりする位にピカピカにしてあれば「ケチ」の付けようが無いと思っているのです。これまでは、この作戦は完全に成功しています。


◎アドバイス
 私が車検の前にする整備に就いて書いておきましょう。文字通り「下廻り」なのですから、上から見ていくらキレイであっても何の意味もありません。従って、整備は殆ど「ござ」を敷いて(クリーパーを買ったのですが、僅かな高さが問題なのですから、全く使いません!)潜り専門になります。
(1)オイル漏れを全く無しにします。アンダー・カバーを意図的に外してありますから、ギヤ・ボックスに移動してあるメイン・アキウムレータ周囲、インボード・ブレーキ周囲、当然ギヤ・ボックス自体、オイルパンの溝を一つ一つ割り箸にウエスを巻いて汚れを落として磨きます。ブレーキクリーンを多用することになります。
(2)エキゾースト・システムはステンレス製にしてありますが、鉄製のオリジナルは2年で孔が開きますから、早くステンレスに交換するように薦めます。英国製(手作りだと思うが正確に出来ていて驚かされる!)がオリジナルと同価格なのでお薦めです。この接続部分には「わざとマフラーパテ」を塗っておくのです。
(3)後輪ブレーキの周囲も、既に写真で紹介していますように汚れは全て落としておきます。タイヤの裏側を良く磨いておきます。表側はどうでも良いのです。
(4)必要に応じてシャシーブラック、黄色ペン(不要でもやる)の塗布、ゴムホース類をCRCを吹いて磨いておく。既にお気付でしょうが、キッチリいじってきたなと思わせるのです!

 以上で[ユーザー車検]への私の経験と考え方を書いてみました。書き忘れたことは、思い出した時に追加しましょう。取り合えず「総論」とでもしましょうか・・・

◆最後に「プロは目立たず、シロウトは目立つことだ!」との先輩メカニックの貴重なアドバイ スをお伝えしておきましょう。
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by citroends | 2005-05-04 01:22 | ユーザー車検


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