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by citroenDS
| 2007-01-09 23:42
| my DS23 の写真
[ 1974-DS23 hydraulic-Gearbox と 1966-ID19 manual-Gearbox とを「綺麗な写真」で比較検討してみた。]
◇コメント 綺麗な写真はそれだけを見ているだけで、感動を与えられ、機械構造を理解させてくれます! Jerome は最近特に照明や撮影角度など「進歩」したと感じます。それは「伝える」という意識がそうさせているのでしょう。私の BLOG も彼の BLOG のように「写真が主体で」、説明はそれぞれの写真の間に簡単に書き込まれる [style] になっています。 写真の重要な [point] には説明を入れさせてもらいましたので、それだけで大凡の理解は出来るでしょう。 [old manual Gearbox] は [hydraulic Gearbox] と比較して見ますと、なかなか design に凝った所があるようです。"floating brake"calliper-Support の形状など面白い形で DS らしい Design です・・・ ◆解説 昨年末に、 Test-Bench で Engine Start を行っていましたが、その後の記載では Carburetor(solex) は Professional に overhaul を任せると記載してありましたので、今回も Gearbox の外観での比較に限定しておくつもりです。内部の Pinion-Gears & Bearings は同様に "Pro" に任せるだろうと思うからです。 今回、differential Shaft の Ball-bearing を overhaul していますが、かなり磨耗し汚れていますので間違いないでしょう。 ▲これらの写真を見ると MT の Clutch Mechanisum の説明は要さないでしょう。普通の MT とは上下が逆ですので、その為の Lever がある程度の差です。 Camshaft-Bearing は外径が one size 上の 6304 と記載されています。 Housing も特殊工具によるネジ込み式ですが、これも後期よりも良いと思います。 Ball-Thrust-Bearing は左側は shaft を通し、右側のみ Clip で挟んでいます。やや、きゃしゃな感じです・・・▼ ▲ MT Gearbox の front-cover を外すと primary-shaft と differential-shaft が上下に並んでいます。上の先端の Bearing は Dog Nut で締められています。下の shaft には Speed-meter-Gear がなくて、少し奥にありますが「順番」からすると後にあったものが「先端部」に移動したと云うべきでしょう。DE-Gearbox の「かたつむり」のような形のものが、Floating Type Brake 用の Support ですが不思議な形をしていますね・・・▼ ▲私の DS23 hydraulic Gearbox ですが、Gearbox の上面にある油圧装置が如何に複雑であるかが判ると思います。今迄に使っていない写真を・・・と思いましたので、露出がやや不足気味のものを Adobe 処理しています。外観的には Brake System の違いによる support 方式に由来していそうです。内部の Pinion-Gears & Bearings は非常に綺麗にみえます!また、Differential-Gear & Pinion-Gear も drain Plug の 孔から「直ぐ近く」に見えます。 DS の 4 速は直結ではありませんから、Gear-Noise に関しては「有るのも正解、無いのも正解」と A.Brodie が云っていたのを思いだします。DS は engine の位置からしても静かな車ではありません。それも driver's seat が特に noisy なのです!▼ ▲上の写真は S 自動車で Engine を載せ替えた折に撮った Fork & Thrust-Bearing ですが、この間を細い針金でからげています。写真ではこの針金から thrust-Bearing ( 1st type) の「耳部分」が外れています。このように Fork と Thrust-Bearing とは意外に「簡単に」連結されています。 2nd type (SM type) では一般的な Clip で両側を挟んでいます。( 2005-04-18)[ ギヤ・ボックスの載せ替え] を参照してください。 下の写真は、その Gearbox の Front-cover を外して発見した Dog-Nut が外れていた!もの。これで Fuji-Speed-Way を 130 km/h 以上で走行していたのでした!!!もっとも、外れた Dog-Nut は Hausing と Bearing & Shaft の間に挟まれて「空転」していたようです。この Gear-box は現在もわが家の Garage に clutch & thrust-bearing 付きで存在しています!!!▼ ▲ Gearbox を交換する時には Speedmeter-Cable を Alternator の横付近の「中継部」で着脱するように書かれています。しかし、Gearbox から Gear & Nylon-socket と共に取り外したほうが良い筈だろうと思います。 Gearbox の front-cover の Speedmeter 付近の 14mm bolt を抜くと Cable が抜けますが Gearbox 側に Nylon-socket と Gear が残るので取り出します。この Gear の磨耗の程度は「走行距離」を示しています。 Gear の中央部分が「減っています」が新旧の差は甲乙付け難い程度でした。 Meter Cable の先端部には Jaeger の刻印があります。▼ ▲Jerome がこの写真を撮ったのは、1日でも早く Body に Engine & Gearbox を載せて走りたい「今年の思い」を "Image" したのでしょう。私も Engine 載せ替え時に「同じ思い」で撮ったもので「お付き合い」をしました。▼ #
by citroenDS
| 2007-01-07 16:21
| DS の整備と解説
[ from; 133. QUAI ANDRE CITROEN ]
◇コメント 私の年賀状を載せるよりも 1970 年代末から 1980 年代に Relations Publiques Citroen の F. MISTRAL さんから頂いた「シトロエン社広報」からのものを載せることにしました。恐らく、これらの GREETING CARDS を知っておられる方は少ないでしょう。 ◆解説 ここに掲載しました 2 枚の年賀状は、いずれも 133. QUAI ANDRE CITROEN からのもので 1980 年と 1982 年です。 ▲良く見ますと CX が先頭でサンタクロースのソリを引いていますが年賀状です。私が持っている 10 枚程の内でも「一番綺麗な」ものです。下の CARD も日本画風ですらありますが、雪の上に描かれた Double Chevron Mark をテーマにしています。 1982 年のものです。▼ ▲見開きで左側はフランス語で書かれています。右側はいろいろな国語でズラーット並んでいます。最初より:英語、ドイツ語、スペイン語、日本語が 4 番目にあります。▼ Automobiles Citroen が 133. Quai Andre Citroen から Neuilly-sur-Seine へ移転したのは 1982 年の冬でした。これは、 Le DOUBLE CHEVRON; No. 70:( 1982 Hiver ) の "editirial" に Happy new year ! , ADIEU A JAVEL の記事が載っていますので次回に載せましょう。 #
by citroenDS
| 2007-01-01 00:07
| Citroen 資料紹介
[ Quai de Javel, Quai Andre Citroen ]
◇コメント Citroen 社が Javel 河岸から現在の Neuilly に移転してから既に 25 年が経ってしまったことを多くの人達は忘れてしまったか、知らない時代になってしまったのを「思い出す」に良い年始めでしょう。 私には Citoroen 広報と云えば、ORANGE-COLOR の封筒などを思い出すのですが、その頃の ORANGE-COLOR の事務用品の色も汚れて、色褪せて来ました。やはり 25 年の月日は長かったのです・・・でも、この時代は未だ Peugeot の影響も少なかったのです。私には Citroen S.A. が "CITROEN 色"であった「懐かしい」思い出の日々でした。これは現在、一層その思いが強くあります。だから、今の Citroen は CITROEN でないと云いたくなるのでしょう。 ▼この時代、CITROEN 広報の使用する封筒は大小にかかわらず、全てこの deep ORANGE でした。ですから、Orange 色の封筒が届くと「嬉しくて」 POST BOX にとんで行ったものです。私は日本の Citroen-Club の会報の編集や発刊をしていましたので、特に Citroen 広報とは「親密な」関係にありました。資料収集では F.MISTRAL さん始め多くの方々のお世話になりました。当時の Citroen 社は人間関係がみつだったのです。 F-92208 Neuilly-sur-Seine Cedex. に変わりますと、 Gray に Orange-Line が一時期で、白色の封筒になってしまいました。 LOGO 等も new design に変わりました。▼ ◆解説 Citroen 社 と Quai de Javel とは 68 年の公共の歴史があります。 1958 年 10 月 9 日、パリ市は Paris 15 区のこの土地の名称を Quai de Javel から Quai Andre Citroen に変更しました。 1919 年 6 月から 1975 年 4 月までに 3,227,105 台の車が生産されたのです。 1975 年 4 月 15 日、Javel-Plant は最後の Assemby line を止めました。・・・と云うことは DS の生産の終了と共に Javel 工場は終了したことになります。 1974 年から既に若い工場、パリの北、Aulnay-sous-Bois では CX の生産が始まっていました。 1982 年 11月 22 日、最後の「移転用のローリー」が去った時に空の建物が残りました。最後の一般的な事務オフィスが Quai Andre Citroen に残りましたが、 1982 年 11 月末に土地、建物はパリ市に返還されました。新本社は、パリの西北の郊外、 Neuilly-sur-Seine に移転しました。 #
by citroenDS
| 2007-01-01 00:06
| Citroen 資料紹介
[ Distributor maker のことではありません。Cap-Type のことです]
◇コメント Distributor が後にある [ old type engine ]では Heigh-tension-Cord を上にしか出せないのです。一方で Distributor が前にある engine では、当然横方向になります。当たり前のことですか・・・ 今までの項目 [ Old Engine is beautifull ] 及び [ Holiday's petit Repair ] で取り上げました答えとして、ここで取り上げた問題の答えが出てきます。ある程度、計画があってのことです。 ◆ 解説 ここで復習しておきますと、[ Old engine is beautifull ] では DE engine では intake manifold が Cylinder-Head に内蔵されていますので、Carburetor を取り付ける部分のみ intake manifold が engine に取り付けられています。 また、Carburetor-Shaft ( Control-Relay ) が Distributor によって邪魔されますので、高圧コードは直上に出るようにする必要があります。 これに対して、Distributor が前に変更された Engine ( DS/ID 19 では共に 1969年以降 ) では、この条件がありませんから「自由なの」のですが、横に高圧コードを出した方が邪魔になりません。 以上の事実を写真で示したものです。 ▲解説で述べた事実を DE-engine の写真で示しました。いずれも Carburetor が未だ取り付けられていませんので、想定して下さい。いずれも「美しい」写真を選択しました。 Distributor は SEV-Marchal 製です。進角位置を簡単に変更できる機構のようです。▼ ▼写真は数日前に撮影した私の DS 23 のものです。当然、Distributor は前にありますので Ducellier 製の横型です。上に高圧コードが出る形を選択する理由はありません。 ULTRA 製の高圧コードに変更していますが、内外共に意外に original の「出来の悪い」コードを使っているようです!!!また、Battery (+) の Relay の汚い plastic 製をそのまま使用している DS/ID が多いようです。私はアルミ板で製作して Double Chevron Sticker を貼っています。この方が "smart" でしょう?? ULTRA-SEMI-TRANSISTOR 化していますので、その内紹介しましょう。( その必要は無いと思っていたのですが・・・) Ignition-Coil が一部見えています。国産の IC-regulator 付きの Alternator に交換もしています。これも紹介しましょう。▼ ▼ 現在、下の図のような TEST BENCH での "engine-start"の VIDEO が見られます。( 2006-12-28 ) See soon!!! Jerome's BLOG. ▼ CTA の Catalogue から SEV-Marchal 製の Ignition-Set を写真が綺麗なので載せておきました。私の Ducellier 製と違いはないような気がします。▼ #
by citroenDS
| 2006-12-28 22:26
| DS の整備と解説
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by citroenDS [ このブログに就いて ]
-Part-1-
◆ このブログはDSの整備、修理、広報誌 Le DOUBLE CHEVRON 、カタログ等の資料から[ DSの全て]に就いて解説をしています。 ▲保有資料は日本最大です。 ▲ 自分のDS23 Pallas '74の写真も紹介していますので、ご覧下さい。 ▲ミニチュアカーも貴重な資料として解説しております。 -PART-2- ◆ 平行して my "MINIATURE CAR COLLECTION" を載せていますので、[カテゴリ]の★-目次-☆を活用して下さい。 カテゴリ
[CONTENTS] 目次 ★ Solido-目次- ★ ☆ DINKY-目次- ☆ Solido(Dalia-solido) DINKY TOYS (F&E) CORGI TOYS & etc. Mercury, & Italians. Old American Models DS の整備と解説 ユーザー車検 Citroen 資料紹介 Citroen-Catalog. DS/IDカタログ紹介 DS minicar 紹介 my DS23 の写真 DS:50の安全性 CitroenDSの意見 最新の記事
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