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[ my DS 23 の Cooling System 修復 (Ⅴ): Cooling Duct 側面の固定]
◆ my DS 23 Cooling System 修復 (Ⅴ) Duct 側面の固定。

Cooling Duct の製作は前回解説しましたが、側面の固定に就いての考えが決まっていませんでした。勿論、ゴム紐の類で引っ張るつもりでしたが、伸縮する分をどう処理するか?で「見栄えの良い方法」で無ければ!!!でしたが、以下写真の如くに「妙案」が浮かびました!
 Aluminium Pipe の直径は 1 cm, 長さは 21 cm です。手元に転がっていたものが、たまたま 50 cm 少々あったと云うだけのことでした。上手く行く時なんてそんなものです。中を「 100 円屋」に Hook 付きで売っている「自転車の荷台の固定用」を針金で引っ掛けて通します。

original Duct (aluminium Duct 部分) の断面径は 37cm X 15cm 程度ですので、21cm は充分な size です。
写真の Aluminium Pipe の直径の記載は [ 1mm ⇒ 1cm ] です。
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main Headlamps の自動上下調整機構が無いと指摘されるでしょう。ユーザー車検では Head-Lights の検査時に「不安定ですので」 15 年来「外して」います。
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止めろとの Advice の中、Fan-Blade を見事に「切り取り」ました。Fan Blades は切断した部分の重量は非常に軽く 2~3 g でしかありませんので、重量バランスでは無くて「風圧」の違いが問題なのでしょう。
結果は「心配したこと」も無く、振動=0 でしたが「回転数の上昇」でしょうか?騒音は増加しました。逆転時に大きいので「形状の問題」が一番の理由でしょう・・・ 正転で 4.5 A, 逆転では 4 A とあまり違いがありませんでした。 普通は正転と逆転では 2 : 1 位違うものですから、電流が違わないことを喜ぶべきでしょうか?兎に角も、使用できますので「ニッコリ」です。ところが、「押し込み型」では網付きの理由が解りました。「吸い出し型」では「はじき出される指先」に見事に怪我をしてしまいました。 Condensor の前が 1st Frame, Condensor 中央部が載っているのが 2nd Frame です。( いずれも横の意) Engine の載っている 3rd Frame に次いで頑丈なものです。今までは、この 2nd の上に Radiator を載せていました。上縁で15~20 cm の低さ故に、「どうしても 100% の満足」を得られませんでした。この高さの違いが ( Water-Pump の能力を含めて ) SM-Prototype との違いでした!! 
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ほぼ完成です。見事に 1 ヶ月かかりました!後は Test Drive で決めるよりありませんが、かなり楽観的な気分です。
 Original との違いは、アルミ製 DUCT が無い代わりに Fan 付き Condensor があること、Spare-Tyre が無い代わりに Vinyle 製 DUCT 部分の取り付け角度が大幅に改善されていることです。
 問題点としては、どこまで「完全に」 Cooling-Duct の密閉性が要求されるのか?だけです。
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かなり電気配線の変更や細かい部分の修正、補強、清掃、塗装があり、GW は試走とで終わってしまいそうです。
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by citroenDS | 2009-04-29 00:12 | DS の整備と解説
[ my DS 23 の Radiator 修復 (Ⅳ): 概略の完成形 ]
◆ my DS 23 の Radiator の修復(Ⅳ): 概略形です。

◆ 概略の完成形ですので、まだ細部は未完成です。  写真を撮り直しましたが、今日(09-4-26) は台風並みの強風で作業は出来ず、ホコリだらけで困りました。
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DS の Nose がこんな構造だとは「知らない人が多い」のではないかな・・・
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Cooling Duct の上面は「magic-tape」を使用していますので、簡単に取り外せます。両端の「まくれている」部分は「補強して Bolts でとめましょう。側面下部は何処まで塞ぐか?「流動的」です」が、多分この程度で満足できる結果が得られそうです。上面は Bonnet になりますので、アルミを貼った sponge を「挟み込み」ます。
 Cooler Condensor の両側にも「同様の sponge 板を立てる予定です。
 Cooling Fan の羽は「逆ですので、処理して逆回転と言う荒業で対応する予定です。
完成後には、総括をしてみましょう。
Cooling Duct に興味が多いようですので、製作過程の写真を載せます。全くの「現場合わせ」ですので下面は別の材料で「独立させようかな?」
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軟質ビニール用接着剤が無かったのが幸いした?か、裏地のレーヨン面で接着する為に、縁を折り返すのに新型のホッチキスを多用しました。新型でないと通過しません。結果的にシートを外枠と内枠でサンドイッチにしますので良好です。北欧でなければ雪が詰まる事も無いから、ジッパーは不要です。 original ならば「型紙があるので簡単ですよ」。
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裏側の錆止めには [ CRC. Sealcoat]、おもて面には [ CRC. Undercoat ] です。 Undercoat は「凸凹仕上げ」になりますが、接着には不適当なのです。
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写真からも「冷却風は充分に入る事」がお解かり頂けるでしょう。 Duct 枠の接続は「鉄板ビス」が正規には使われていますが、私は個人的には「怪我しそうで」嫌いですが、左側は「手が入らない」ので仕方がありません。右側は理由は解りませんが「半分は 8mm bolts & Nuts が入りますので」、全てにしまししょう。
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by citroenDS | 2009-04-23 23:17 | DS の整備と解説
[ my DS 23 の Cooling System: Ⅲ: Cooling-Duct 研究]
◆ my DS 23 の Cooling System 修復 (Ⅲ) Cooling Duct 研究。

◆ Stay of Spare Wheel は Cooling Duct の一部にする。

Stay of Spare Wheel 「普通には Spare Wheel が置かれている場所」を私は 20 年もの間「別の使い方」をして来たから、この Stay は「ホコリを被って部品台の上に放置されていたので、さすがに stainless といえども「あちこち錆びている」。先ずはサンダーで磨いていたら、向かいのそば屋のオヤジが見に来て「ステンレスでも錆びるのか?」ときた。 18-8 以外はステンレスでも錆びるよ、と答えたら「そう云えば若い頃修業していた店でも湯気で真っ赤にさびたっけ」と。あの頃はステンレスの質が悪かったのか・・・
 このそば屋のオヤジは、以前、私が Citroen GS の前部分を大掛かりにバラシテいたら、そんなにバラバラにして元にもどせるのか?と心配してくれたっけ。

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補助前照灯( 4 つ目の内側 Headlamp) Control も磨いて silver-spray して組み立てる。 古いネジは「出来るだけ stainless new bolts & Nuts に交換するので、古ネジを沢山捨てることになります!!!
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front Air-Intake から見上げたところ。この方向からは Radiator 全面に一致している。 角度からは、original よりも「数段改善されて」いるのだが・・・
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Cooling Duct を何処まで長く造らねばならないか?は、これからの暑さのなかでの「試走で決めてゆく」ことになります。現在、Cooler-Condensor の「ねかせ角度」をどの位にするか思案中です。また、Cooling Fan の大きさもです。Radiator と重ね無いので、かなり小型にする予定です。

2 日ばかり思案して Cooler-Condensor (下の写真の Cooler-Radiator は誤りです!) の位置を決めました。かなり寝かせて下端は original Air-Intake の所に spoiler を兼ねて出してあります。Fan Motor は少し薄くなるように工作中。本日、Test-Run をして見ました。Air Duct なしで市内を約 1 時間、40~60 km/h で流しましたが、気温 20 ℃では全く水温に問題なしで 電動 Fan は勿論廻らずでした。久ぶりに「元西武自販中古車部で数年前から YANASE が MB 190SL などの Classic-Cars & Minichamp を飾っていた Center が「不況」のせいか?閉店していました。自動車屋さんは大変ですね・・・日本の "Hybrid & ECO-Car" の減税は嘘だらけで、こんな事って許されるのでしょうか???特にひどいのが HONDA & NISSAN 救済ですが、アクセルを普通に踏んだら ECO では無くなるし、リサイクル料はどうするんでしょうか?家電も含めて・・・
 残る Duct 枠の錆落としをしましたが、これも stainless 製でした。Nose までの「半分位までの Duct をビニール・シートで自家製の予定。
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by citroenDS | 2009-04-17 23:31 | DS の整備と解説
[ my DS 23 の Cooling-System の修復 Ⅱ(組み立て)]
◆ my DS 23 の Cooling-System の修復。( 組み立て )

◆ Original Radiator の再組み込み時の「注意点と私の工夫」など。

Thermostat に就いては、既に 2005-08 に解説してありますが、当時は Analog-Camera でしたので写真の枚数が充分にありませんので、今回は文章で書く代わりに写真にしました。
 先ずは Upper-Hose の基部にあります Thermostat の検査です。 80 ℃と言うと電気湯沸し器で「沸騰」させた湯ならば、当然「開く」と思うとさにあらずです。勿論、容器、Thermostat をいれてから「再度沸騰」させないと開きません。温度計が「いざとなると見つからず」なべから「気泡が見える」ことで済ませました。
NISSAN 82 ℃、Calorstat 79 ℃ですが、開口面積が違います。日本の夏用にわたしが「小孔を 3 個開けた」特製もあります。初めから少しずつ流れていたほうが良かろうとの試みですが、Very Good です。
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ラジオ・ペンチの先を少し削って内側に曲げて「専用工具」を作ります。安物のペンチで良く「使用頻度が少ない」ので勧めます。
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Sub-Tank 付きは、Upper-Hose の周囲作業がやり難いのです。 Core 面の銅は塗装しない方が効率が良いだろうとそのままにしました。本当はどうなのでしょうか?放熱用 Fin のつぶれは修正します。
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DS 19~21 までの sub Tank の無いころの、Fan とシュラウドを見ますとアルミ製で円柱形のシュラウド (Air Cowl) が Fan を全て覆っています。 DS 23 では Fan は四角と円形の黒いシュラウドに変わりましたが、Fan は後部 1/3 程「覆われていません」ので、吸入効率が悪いと考えられます。実際に後方に出る風は「斜め後方」に広がって出ます。何か意図があるのでしょう!シュラウドの延長を考えているのですが。
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写真の Upper & Lower Hoses は 20 年前に交換したものですが、この DS 23 に 1974 年から付いていた original-Hoses も保存してありますが、Citroen 製のゴム類は「非常に良質」で「これからでも再度使える状態」です!Lower Hose の接続部より後方は Power-Steering 配管に「接近していますので」間に「保護材」でも入れようかと思いましたが、engine の「トルク反動で間隔が開く方向」なので様子見にすることにしました。
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CITROEN の常で、Radiator の作業をするには、「必ず周囲の部品も外す」ことになります。製造工程では順番に組み立てるから問題はないのでしょうが、修理になると「今回も」 Battery を除去しないと Lower-Hose が「はめ難く、 Hose-Clamp が廻せない! 水漏れがあったら「また、やり直し」なのです。 そんな訳で「重い Battery 」を気楽に出し入れする気にさせる為には、Battery に取っ手のあるもの、固定ねじが簡単で ( DS は 下押さえではなく「国産車式」です) ある必要があります。 
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Battery を固定する stay の下側を「引っ掛ける場所」が、また分かり難いので、固定して置いた方が簡単に組み立てられます。
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大分出来てきました。Radiator の Thermo-S.W. は約 90 ℃で ON になりますが、 original は Relay 無しです。私は ignition-ON 時の作動、Relay の (-) 側に配線し、 original の Radiator の上側配線では無く、前下側を sealing を兼ねて配線を接着しました。
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これから前方が original-design の AIR-DUCT になります!
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by citroenDS | 2009-04-10 22:19 | DS の整備と解説
[ my DS 23 の Cooling-System の修復]
◆ my DS 23 の Cooling-System の修復。(Radiator を Original に戻す)。

一時的に Citroen DS の整備と解説から「離れることにしてから」随分と寄り道が長くなりました。 今月は「表題のように DS 23 の修復と解説」に戻ることにしました。・・・と申しますのは、私の体力的な問題で、今、この長年の "Try & Error" に「最終的な結論」をつけようと考えたからです。ここに述べる問題の始まりは、2005-08 に記載してありますので、もしもご覧になっておいて下されば幸いです。
 2005-08 を click して下されば、私が DS 23 を SM-prototype 風に Radiator 位置を改変したことが記載されております。しかし、そこでも書きましたように「完成したとは言えない状態」でしたので、"original" よりは改善されたのですが、 100 点を与えられない「主として Carburetor の息つき」が真夏の徐行や停車後に現れることでした。
 今回、この原因と考えられる "DS engine の古さ" = Thermo-Syphon が主体であり、water-pump の能力不足はどうしようも無いことであり、( 正に DS は Engine に関しては Traction Avant そのものである = 1934 年の車でしかないと言う事実を認める事!!! ) 最後は「original に戻る」ことにしたのです。しかし、これまでの経験を加えて Cooling-Duct に工夫を試みるのが今回の「修復の主目的」です。
 また、Cooler-condenser の位置にも「工夫」をしてみるつもりです。斜めに寝かせて取り付ける予定。

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先ずは、外してあった "original Radiator" の「錆落とし」と云っても stainless steel 、銅、真鍮製ですから「塗装落とし」とするべきでしょうか?
 "original Radiator" の容量は約 3 L ですが、これ以上の Radiator は載せる余裕はありません。これが DS Radiator の限界なのです。 今まで使用していた NISSAN 3 L diesser 用と比較しますと、"Core" の「幅 = 断面積」が違います。新しいものは、1 本 1 本の厚みが半分以下です。流れ抵抗は大きいので「効率」は良かったでしょう。壊すとなると「良く作ってあるなーと」われながら感心して撤去するのが残念な思いです。

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ゴム配管径は 45mm とかなりの大径です。これも Thermo-Syphon が主体であるからでしょうか?
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Cooling-Fan の位置より、DS's Radiator は「かなり Engine の左側 = Gear-Box が右側にある」ことがわかる。
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Radiator を外すまでには、約 10 L の冷却水を排出する。 14 -10 = 4 L Engine 内部に残っていることになりますが、DS 21 よりも 4 L 増量しており、全体に後傾しています。また、Sub-Tank を増設しました。
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こんなに奥深い所まで Radiator 「かなり重いのです」を、下図の隙間に足を入れて「抱え込む」のです!上側を先にして斜めに「滑り込ませる」のです。他の車では考えられないでしょう。
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実に、DS の前輪より前には「殆んど何も無い」、単なる"Designer's Dream の世界" なのです!!!この事実を理解して DS の記事をかいている Writer がどの位居られるのでしょうか?現在の方達には "0" でしょう!!! 
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DS 23 では「冷却能力の増大の為に」 Electric Cooling Fan を内部に追加しましたが、その 4 本の Stay の為に「隙間が生じましたが」、Citroen 社はお構いなしですので「一部切除」したり「良質の隙間 Tape」と「バスコーク」等による補修が必要です。前面の不要な部分には sealing があるのですがね・・・
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Radiator は「下図の Gear-Box の Radiator-Mounts 」の上に 14 mm bolts 2 本で固定されます。この下からの 14 mm bolts を廻すのが「非常に狭くて、廻し難い」のです。従って、出来るだけ ="99%" 指で廻せるようにして置くことを「推薦」します。その為には「前もって」 CRC を付けて「何度も予め」廻しておき、最後だけ 1 回転増し締めするようにして置きたいものです。また、rubber-mounts と「受け皿」も接着して置くと「一発で」決まります。調整は左右方向のみです。
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by citroenDS | 2009-04-04 00:32 | DS の整備と解説