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[ 新旧 DS/ID の Fuel Pump の比較 ]
◇コメント
 Mr.Jerome B.C. のFuel-Pump の仕上がりを見ていましたところ、私のところにも使用していない Fuel-Pump が幾つかあることを思い出して、並べてみるのも面白かろうと言うわけです。 DS の場合にはこれらの全てが「いまでも」使用可能な現役であることです!ID19P の AC の Fuel-Pump などは、私の DS 23 にも取り付けたいなーと思う位です。彼の ID 用の Pump には Manual-Pump( 手動ポンプ ) が付いていますので、時には便利だろうと思うからです。( 当時の 2CV にも手動ポンプがついていた)
 それと彼の ID 用の構造 ( diagphram の交換: Jerome は membranes と書いている ) と S.E.V. Marchal のものが、とても似ていることも同時代の Pump だろうと眺めているのです。
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◆解説
さて、先ず紹介しますのが S.E.V. Marchal 製のものです。大きさの比較の為に '70 年代に普通に使用されていた AC Delco 製の Pump を同時に撮影しました。壊れているものと思って交換してしまった Pump が写真中央の AC 製のものです。一番最後の写真に写っています Valeo 製の黒い plastic 製のものを現在使用中です。
 大型の S.E.V. 製のものは、他の Pump を買った時に一緒に「研究の為に」と呉れたのですが、あまり大きいのでそのままになっていたのですが、Jerome の AC 製を見て「分解してみた」のです。 Diaphragm は同じ程度の size のようですが、AC が camshaft によって「縦に動く」のに対して、S.E.V. は他の Pump と同様に push-rod によって「押されて」作動します。大型である理由は Filter を内蔵しているからでもあります。
 この図が何と CITROEN "D" No.611 に載っているのですが、1964-3 までのようですから、→72 のParts- Catalogue に載っているのは不思議です!(1) Joint for Guide. (2) Guide for Push-rod. (3) Distance piece. (4) Push-rod with 3 grooves
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Diaphragm の駆動方式の違いで、上部は AC とほぼ同じようですが「手動ポンプ」がありません。上下の stroke が小さいので Diaphragm が大型なのだと思います。
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Jerome の作業前の状態です!まずは「ゴミ」と云ったところです。 Diaphragm に AC の mark が見えます。
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この汚れた部品を l' eau bouillante Vinaigree ( 酢に浸けて沸騰させる) た後でワイヤーブラシで磨くと実にきれいになるのですが、彼はそれでは満足しないで "Miror" なる金属磨きで「ピカピカ」になるまで又磨くと、写真のように新品以上になりますが・・・Ca durera le temps que ca durera, mais cest propre! と書いているように「何時までこの状態が続くのか・・・いや、続きはしない!!」と解かっていても止められないのは、私と同じ性格のようで「良く理解できる」のです!!!
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Adobe でやっと矢印と文字を入れられるようになりましたので、filter, new Diaphragm などと書き込みましたが、AC の Diaphragm は 4 枚重ねであるようで、"NeoRetro"なる会社が「赤い色の Diaphragm =( red membranes )」を売っているようです。これは Traction Avant の SEV 製 fuel-pump 用だそうです。 少し大型なので AC 用に作図して作っています。このようにして完成したのが下の写真で、彼の満足している様子が見えるようですね!!!
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早速、Engine に取り付けましたが美術品のようですね!!!この AC の pump の良いところは、手動ポンプがあること、fuel-filter が簡単に外せるところでしょう。 前方に本来 single-piston-oil-Pump があるべき場所が蓋されています。この ID も power-steering を装備していますので、5-pistons-oil-pump だからです。 bolts, nuts に至るまで全て新品を使っています。
 ***ところで、CG-original 本の 46-47 頁に掲載されている DS では、fuel-strainer が Pump と Caburetor の間にありますが、本来は邪道ですから (両者の間には何も入れないのが本筋です!) この AC ように fuel-pump に内蔵しているのが理想的なのです。この場合には pump に入る前に filter があるのです。
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最後の写真は私の stock している fuel pumps を並べてみました。最初に書きましたように、左の黒い plastic 製の Valeo の pump を現在使っています。真ん中は壊れたと思って交換した AC 製です。右も AC 製ですが少し小型ではないかと心配していますが、stroke が大きいので使用可能でしょう。
***これらは 2005-07-04 に Fuel-pump の交換で記載していますので参照して下さい。
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by citroenDS | 2006-11-26 20:52 | DS の整備と解説
[ Hub & Driveshaft からの Grease 漏れ防止 ]
[ シール・リングを忘れずにハブに入れる!!!]
◇コメント
 DS-Nakameguro さんからのご質問の、Wheel の内側がひどくグリースで汚れているのを防止する方法に就いて記載します前に、自分の DS 23 のはどうなっているのかを写真撮影しましたので [2006-11-21]、先ずはこれを載せます。全く「あるがまま」の写真です。車検から 8 ヶ月経っています。その間何もいじっていませんので、むしろ Double Cardan Joint の「ダルマの括れ部分」は錆びています!!! comments にも書きましたように、グリースは下の構造図でも解かるように「多くは入らない」のですから「頃合い」が大切なのですが、世の東西を問わず沢山に "grease gun" を撃ち過ぎるようです。
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 wheel の内側が汚れるのですから、図からも解かるように Hub から出たものです。 (1) ring nut. (2) separator. (3) race. (4) spacer. (5) hub. (6) hausing. (7) seal. (8) shield
* orange 色の HUB (5) と Double Cardan のダルマとの間の「隙間」に小さな黒い [ sealing ring ] の断面が見える筈です。 HUB の内面にsealing ring の為の溝があります。
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▼勿論、 Mr.Jerome B.C. の photos です。 HUB の内側の下側に sealing ring を入れる溝がみえるでしょう!▼
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▼ HUB の溝に入れる Ring Seal です。私が使用したものは白色でしたし、 Nylone or Teflone のようにみえました・・・▼
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▼ CITROEN D TOUS TYPES 1973 , No 639/5 より Cardan Joint の断面図です。私はニップルから入れずに、Joint-grease を dust-boot を組み立てる前に隙間からいれました。 Joint には Joint-grease だと思うのです。▼
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▲ DS の Pivot, Hub & Big Bearing を分解した写真です。(1) ring-nut を外し外側から見たところです。世界一大きい Hub-bearing が見えます。このように大きな Hub-bearing ですと交換することは不可能ですから、このように分解して清掃、調整して再組み立てするのでしょう。この時に bearing-grease を入れてあるのですから、後から grease-gun で度々、多く入れる必要はないのだと思いますが、前記のように沢山入れ過ぎることが多いようです!その上に Ring-seal を入れるのを忘れる ( 知らない?) ので困るのです!!!▲
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▲ Ball-bearing を外した後の HUB の内側に ring-seal 用の”溝”が見えます。▲ ▼ ball と cage, ring-nut などが後に見えます。▼
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私は予備に一組、Pivot & Hub を持っていますが、先ずこの重い頑丈なものが壊れることはないでしょう!***この項は既に、 CITROEN CLUB NOTH AMERICA の会報に投稿したものを掲載しています。( 2005-08-04) この時には、 Ring-Seal のことと、inner-Dust-Boot の取り付け Band の自作図を紹介しています。これは三角形に近い Hausing に「オムスビ」ブーツを grease 漏れ無しにするには「特別製の band」 を必要とします。 Drive Shaft 側は固定しなくてもよいのです。伸縮による POMPING により必ず grease が leak します。普通のバンドでは、エンジン・ルームに必ず飛び散っています。     写真にこの自作バンドが見えます。▼
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by citroenDS | 2006-11-22 19:30 | DS の整備と解説
[ Citroen Wagon Catalogue, '65-3 ]
◇[ コメント]
 何か季節に合ったカタログ写真はないかと探したところ、目に留まったのがこれでした。見開きですので右と上が切れてしまいます。色合いとモデルで選んだのですが・・・
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◆解説
 citroen WAGON と表紙に書いてある USA 版です。 front indicator が円形で突出しているので間違いはありません。"DE LUXE, COMFORT & FAMILIALE の 3-models があります。
 エンジンは DS19:1,911cc, 83 bhp, Centerlock nut wheels, Michelin 165×400. などの仕様です。
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▲ac 10141-3-65. Delpire Publicite . Printed in France by Photolith Paris.
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by citroenDS | 2006-11-19 20:02 | DS/IDカタログ紹介
[ DE, DX engine を比較する ]
[ DE, DX-4,5 エンジンを比較してみる ]*** SEE SOON !!! Jerome's BLOG : id19p.-over.com.
▼一見、普通のマニアルの図に見えますが、 Engine-rear に Damper があり FLY-WHEEL も分厚い 3 bearing engine のものです。彼のレストアに合わせて記事にします。礼儀は守るつもりです!▼
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借り物の写真ですので少し小さめに載せています。おおまかには外観上の差はありませんが、今回注目して欲しいのが後部の写真(R) です。 5-bearing engine とは異なって、DAMPER を装備しています。 この取り付けの為には 46mm ソケットを使っています。この DAMPER は DS 用の 5-bearing-engine:DX1,2,4 になると無くなりますので、前側の重い Flywheel との balance と crankshaft の回転時の安定性の為に必要であったと考えられます。 *Injection-model の DX3=DS21 IE と DX5=DS23 IE にはあると思われるのです!
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下の写真の円盤状のものが Damper です。その他はギヤボックス周りの部品。
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この写真は私の DS23, DX4 engine を下ろした時のものです。おそらく 1955 年から最終まで、この Fire-wall には張られたアルミと断熱材は全車同一だったでしょう。丸い模様がプレスされていますが、damper とは(no-relation) 無関係でしょう。
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作業途中のエンジン組み立て。(under construction). 3-bearing-metal がはっきりと解かります。まだ、メタルを置いて crankshaft を載せただけですから、3 番 piston-rod のみ接触しているだけです。他の rods には metal が載っているのが見えます。この後下側のメタルを置いて組み立てて完成です。(from:oil-pan side)
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下図は CITROEN,Model"D":611:1972 からですが、5-bearing なのに Crankshaft の後端部に Damper-shaft が描かれています!「消し忘れた」のでしょう!!他の整備書:Autobook:742, REVUE TECHNIQUE automoble:DS20 et 21 には正確に記載されていますが、Flywheel はいずれも DE engine のように「ぶ厚く」描かれています!Flywheel も比較したいのですが、彼がもう直ぐに取り付けるのを待ちましょう。現在は錆びたままですが多分磨くでしょうから・・・
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下の写真は私の DS23 : DX4 エンジンの Timing chain Cover ですが、ほとんど全ての DS engine (DX,DY,...) がこの形状です。Jerome の仕上げに比べると「汚い」ですね。
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▼何と、DS21 IE Engine にも Damper (16) がある!のを発見しました。再装備です!!Power UP のせいでしょうか?不明ですが CG 本などもこのあたりを取材して欲しかったと思いますが・・・ from Le DOUBLE CHEVRON No.18, 1969, Automme.
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by citroenDS | 2006-11-17 23:55 | DS の整備と解説
[ Fuji-Speedway を走る. 1990 ]
[ '90-CLASSIC CAR FESTIVAL FUJI JAMBOREE ]
◇コメント
 当時は DS は夏は富士山のガレージに置いていましたので( 河口湖のモーターボート用に有鉛ガソリンが買えました) GSと入れ替えた帰りに Fuji-Speedway を走ってみようと思っただけのことでした。勿論、ファミリー走行でした。初めての参加でしたので「慌てる事ばかり」で、皆さんにご迷惑をお掛けしました。
 参加車も写真のように、SUBARU 360, TOYOTA SPORTS 800, MITUBISHI GTO, SKYLINE GT, Fair-lady Z, JAGUAR E Type などが一緒に走るのですから、どうなるのかと心配したものでした。スタートして直ぐに第一コナーで大渋滞して、後はどおにか自分のペースで走るだけでしたが、良くしたもので段々にばらけて来て、一周したスタンド前では遅い車は内側を走っていますので、スタンド側を一気に 130km 位で「ごぼう抜き」出来ましたが、直ぐに第一コナーの渋滞が目に入って来ましたのでブレーキングとなりましたが安定したもので、もっと加速してぎりぎりで減速すればと思いました。
 怖いもの知らずで、実はギヤボックスの「ドッグ・ナット」( スタータを廻す先端のネジ )が抜けていたのですが、全く気付かずでした。これは何時から抜けていたのか不明です! かなり前からであるのは「開けてみて」解かりました。
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◆解説
 これも当時、KYOCERA SAMURAI 3.0 というカメラを使っていたのですが、このカメラは接写は得意ですが、広角はものにならずでした。修理の写真の多くはこのカメラでの撮影です! しかし、ここに載せた写真はものにならないと思っていましたが、Adobe 処理しましたら「使えそう」なので Favorite というよりは、「思い出の写真」として載せました。
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ホイール・キャップを付けたまま走行してしまったらしい。 この先にあったプレハブ・トイレのアンモニア臭が目にしみたのが忘れられない!!
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by citroenDS | 2006-11-17 22:30 | my DS23 の写真
[ Le DOUBLE CHEVRON No.85: DS 21, 1968 ]
[ L'ANTIQUAIRE : DS 21, 1968 ]
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◇コメント
 Le DOUBLE CHEVRON, No.85, 1986 年秋号というと、内容は既に AX, BX の時代で PHOTOTHEQUE では VISA が美しい噴水や、メリーゴーランドをバックに撮影されています。 VISA の代わりに DS を置きたい感じです。
 TECHNIQUE としては、BX 19 GTI の解説です。それを考えると ANTIQUEAIRE となるんだなぁ・・とわれに返るのです。
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◆解説
 1967 年 9月よりフロントまわりのモデルチェンジが行はれたこと、4 灯式になりヘッドライトのコントロールが世界で初めて採用されたことが記載されていますが、イラストではドアーハンドルが埋め込み式に描かれています。これは誤りであるので、書き直す必要があるでしょう。埋め込み式になったのは、1971年 9月からですから 1972 年式からです。ブルー色はこの時期には多く 6 種類もありますが、この色を何と呼ぶのかは記載されていません。
 この L'ANTIQUAIRE のシリーズは "GENEALOGIE"( 1980 ) として 1冊の本になっていますので、その内紹介しましょう。もう少し濃い青色の "DS" が DS 23 IE 1972 として載っています。
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by citroenDS | 2006-11-17 20:07 | Citroen 資料紹介
[ 新旧の DRIVE-SHAFT & INNER-JOINT の違い]
◇コメント
 暫らくの間、写真のみ UP してありましたので、ご覧下さっていた方々にはおおよその見当はお付のことと思います。DS/ID の等速ジョイントは Inner( Tri-axle) 側は、Wheel の上下動や Steering によっても「等速性」を保っていることができますが、Outer 側は完全には等速性を維持できず、Steering を大きく切った時には「ガクガク」と Steering-Wheel に伝えられます。いずれにせよ、条件によって Driveshaft の長さは変化しているのです。
 その為には、Inner-Joint-Hausing は内部で Tri-axle & Rollers は Driveshaft の長さ方向に可動性を持っている必要性があります。1972-1975 年モデルでは MODELES"D" 1972 No.661,Tome 1 :下図のようになっています。 No.639/5, 1973 にも勿論同じ図がありますが、1956-1970 年までは Inner-Hausing はアルミ合金製ですから構造が全く違います。私の DS 23 '74 では Inner-Dust-Cover のバンドを外せば、そのまま大きな Hub を通って Drive Shaft を抜き出すことが出来ますが、Jerome の ID 19 '66 では Dust-Cover と Housing を一体で Brake Disc から 6 個の Nut を外す必要があるのです。何故、これらの構造変化が必要になったのかを考えているのですが、エンジンの Power UP が当然一つの理由でしょう。 Brake Disc との関係を変えずに強化すれば '72 年からの鉄製の Hausing になるでしょう。初期からの DS/ID ではアルミ合金製の部品が多く使用されていますが、鉄製よりも軽いけれども「コスト高」であることは確実なことです。メンテナンスの容易さは理由になる程ではないでしょう。 その他の変化としては No.639/5 に記載してあるように VIBRATION DAMPERS が付けられたことです。
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11 の Dust-Cover は Rubber 製と Poly-urethane 製があります。Poly-Urethane 製のものは恐らく 1974-75 年モデルに装備されたのでしょう。私の DS 23 は Poly-Urethane 製が付いていました。14 の内の Rollers は古いタイプとは「やや違う形」です!よーく見ると古いほうがほぼ「球形」に成っています。 21 の Dust-Cover ( 三角錐に近い形 )と Hausing とは密閉性が悪いので、普通のバンドでは Grease が高回転で回るので、遠心力により出てきてしまいますので、私は強く締まるネジ式バンドを自作しました。(参照:2005-08-04) 9 の Inner-seal は Manual により形状が違うので注意!入っていない車が意外に多いのに気を付けること!! ▼
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上の写真の Outer-Dust-Cover は最初に付いていた Poly-Urethane 製ですが、数年前に壊れたので( ゴム製より硬いしハブをとおり難い)、下の写真では Rubber 製になっています。 Inner-Joint-Hausing は鉄製で頑丈ですが、かなりの重量です!Grease の漏れを止めるのは至難の業です!
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DS 23 の左側 Driveshaft ですから、少し右側よりも長いのです。 Viburation 防止用の Damper が付いています。ゴム・リングの内側には yellow のマークがあると記載されていますが、汚れて良くわかりません。Outer Dust-Cover は Urethane 製が壊れたので写真は rubber 製です。
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DRIVESHAFT の長さは不等長ですが、左が長いのに Jerome の写真も No.639/5 の図でも左右逆になっているようです・・・ID の DRIVESHAFT には Vibration Damper はありません。美しい仕上がりには驚かされます。
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私は普通に売っている Puller を使って Driveshaft から Tri-Axle を引き抜いていますが、Jerome は Press を使っていました。 DS 23 の Rollers ( balls) は上下両端が「平ら」ですが、DS/ID の '70 年以前のものは「球」に近いものです。 Tri-axle を含めて明らかに形状が違います。
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スプラインの歯数は共に 12 TEETH で同じです。このことより、Driveshaft 自体は同じで、違うのは Roller ( ball ) の形状だけです。
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DS/ID の '70 年以前の Balls は「球」に近いものです。 Housing に打ち込まれている Slide ( liner) は鉄製ですが、この形状もこれに合わせて円柱状になっています。全体的にかなり軽量だと思いますので強度の保持の為に Rib が多くみられます。
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古い形の Inner Hausing と Dust Cover は円形どおしなので、Band が締め易く Grease の滲みもない。 Hausing の組み立ては写真のように先に Dust Cover を取り付けて Driveshaft を差し込んでから、内側から Tri-Axle を組み立てることになります。それにしても beautifull としか言いようがない仕上がりですね・・・
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Grease に就いては、以前に万能グリスでは「柔らか過ぎる」と書きましたが、Jerome の Blog には写真のような製品が載っていました。良く見ると MINERVA : GRAISSE SYNTHTIQUE と書いてあるようですが、日本で売ってはいないでしょう。私は Molybdan Grease にしていますが、Bearing Grease なら良いのでしょう。
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by citroenDS | 2006-11-17 16:25 | DS の整備と解説
[ De Galle & DS 19 '60 ]
◆ド・ゴール大統領とシトロエン(社)、特に DS 19 とは切っても切れない間柄にありました。この写真は 1960-62 年の間だけに存在していた「前フェンダーの換気口」に就いての私の疑問に対して、返事と写真を添付してくれた Mr.Jerome B.C. への感謝として「残した 1枚」も載せたものです。 資料を調べても、General De Galle が DS 19:1960-62 を使用した記録はありませんが・・
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▲▲Mr.Jerome B.C. に E-Mail で彼の BLOG の写真を私のブログに使用する許可をして欲しいと送信しました所、喜んで使って良いとの返信を頂きましたので、 DE-engine 時代と DX4-engine 時代の Mechanical な比較は更に進めることが出来るようになりました。その違いは恐らく Power-Up から来る部分が多いと思いますが、コストの関係もあるかも知れません。
 彼も度々私のブログを見てくれているとのことで、彼の Nice Photos に負けないように頑張ろうと思います。彼は思った通り、自動車修理とは関係の無い、国営ラジオ局の Sound-Engineer だそうです。見えないメカニカル部分に「これだけ美しさ」を求めるのは、やはりアマチュアですね!Oil-Pan をペーパーで磨くのですから!

**外観の変化ばかり追いかけて「事たれり」とする CG さんとは違った DS/ID 本だって重要なのですよ・・・この方向は三栄書房のメカニカルな「透視図の塗り絵」の発売でも明らかです。
***理科、物理の遅れた国に必要なことなのです!!!つまり The World of the Mechanical Art です。▲▲

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by citroenDS | 2006-11-11 23:59 | Citroen 資料紹介
[ 1966 日仏カタログ と同じ 1966 英語版 ]
◆コメント:解説
 DS の日本語版カタログは非常に少ないと思うのですが、日仏貿易 ( 日仏自動車販売 ) 時代のカタログを持っていました。何年位のものか?と気にしていました所、なんと 1966 年の英語版と中が全く同一であることを発見しました。日本語版としては珍しく「独自のもの」で、そのデザインと色使いが鮮明でした。
 深い赤にこれも深い紺色で、原本の英語版よりも良いものです。この最後の頁の内側に黒で当時の代理店が印刷されていますが、お馴染みの名前が見られます!恐らくこれら当時の代理店は今でもお持ちの事でしょうが、今となっては貴重なものでしょう。 2CV, AMI 6 も載っていますが、AMI 6 の生産工場であったレーヌの写真も英語版と同様に「全く同一に」載っています。 Printed in France Delpie publicite Paris. 3.66 JAP となっています。 英語版では 3.66 の代わりに 12-65 ANG となっています。
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▼英語版のカタログを載せておきますが、内容は全く同一ですが、日本語訳は如何なものでしょうか?西武自販に移行するまでの短い時期ですから、日仏時代のカタログは他にもあるのでしょうか?

 *偶然にも、両方が同じ 1966 年版であったのも何かの縁でしょう。▼



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* 英国版といっても左ハンドルで、右ハンドル写真版は少ないのです!!次の機会に載せましょう。▲
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by citroenDS | 2006-11-11 23:37 | DS/IDカタログ紹介
[ Le DOUBLE CHEVRON, No.32 より モロッコ・ラリー'73 ]
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◇コメント
 2005-09-15 の[ DS のラリー記録一覧 ] で、Le DOUBLE CHEVRON: No.17, 1969 年夏号 edition speciale, RALLYE du MAROC でも一部記載していますが、その時は DS21 でしたがその後は DS23 で参加して好記録を残しています。 1969-1975 年は"モロッコ・ラリー"と"ポルトガル・ラリーでの記録が主なものです。 1969-72 年までは DS21 ですが、 1973-75 年は DS23 です。

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◆解説
 ご存知のように、モロッコ・ラリーは北西アフリカの RABAT を出発して CASABLANCA に至る 1,210km を5月 9-11 日の 58 時間で争われました。このコースは砂漠とエッジの鋭い岩石との戦いです。
 DS 23 にも グループⅠとⅡがあります。以前のカタログ紹介に出てきた写真と同じに見えます。 66 チームがスタートして 12 がフィニッシュしましたが、CITROEN DS23 が 4台でした。
 成績は General classification で 2,3,4 位を獲得しましたが、この 5 年間で 4 回 Manufacturers' Cup を獲得していますし、3 回 General classification で獲得しています。
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▲ Le DOUBLE CHEVRON:No,32 の表紙です。 *車高を MAX にして悪路を走破する DS 23 ▼
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by citroenDS | 2006-11-11 22:32 | Citroen 資料紹介