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[ミニチュアカーの紹介:11:TAISEIYA:DS19;Cabriolet]
[TAISEIYA(大盛屋)DS19;CABRIOLET]

◇コメント
 日本製の珍しいミニチュアカーです。やや大型ですので1/40SCALEとされています。私がこれコレクションを始めた40年前頃には既に「珍しい」ものでしたから、私はこのモデル以外の色を知りません。
箱には¥20,000と書いてありますし、10年程後に東京のデパートでレプリカが数種類各¥10,000で販売されたことがありました。この外箱は本物かどうか?と良く見ましたら、写真にある半円形のマークの印刷部分があり[TAISEIYA TO・・・TRADE MARK]とありました。箱には別にFRIEND TOYとも書いてあります。

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■解説
 TAISEIYAには MICRO-PET シリーズと、この[ Cherryca Phenix ]シリーズがあり、少数のスポーツカーなどがありましたが数が少ないので海外での人気は相当なものです。モデル自体のデザインはかなり太り気味です。これを見ると [NOREV]のモデルが優れていることが分かります。他のモデルでは銀色のスプレーである「メッキ部分」「ステンレス部分」が本当のメッキである所が特徴でしょう。恐らく、実物を見ていないで作製したように思えます。未だ、未熟な感じですが、ブリキ製の玩具のような魅力は感じられません。
高値で取引されると言うよりも、数が出ないでしょう!!
 CATALOGUE MONDIAL DES MODELES REDUITS AUTOMOBILES (edita)によりますと、No.19で 1964年に作られています。
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by citroenDS | 2006-03-14 22:05 | DS minicar 紹介
[DS23のユーザー車検の準備]
[ユーザー車検が近ずきました] (カテゴリをクッリクしますと、詳細な解説が出ます。(2005-05)
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      ◎ 写真は意図的に「横長にしてみました」
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 車検満了日は5月1日なのですが、毎回3月になると準備に入りますが、DSはこの所絶好調ですし「花粉症」の季節にぶつかりますので、なるべく時間のある時に準備は済ませておきたいものです。そんな訳で今回は半月程早く動き始めました。
 ワックスを久しぶりに「確り」かけたのも理由でしょうか・・予備検屋に行ってから(多分そのまま通ると思って)不都合な場所だけいじるか(年寄りになった証拠)と、久しぶりの好天気のこともあって、陸運方面へ出かけることにしました。
 毎回の顔馴染みの所なので、少し早いんだけど・・とラインに入りました。自分でキャブを少し絞っておいたので、全く予備検屋は何も触らずでOKでした。
 毎回のことですが、合格するまで後は無料にしておきますとの約束ですが、今迄に再度お世話になったことはありません。これで料金は ¥3,000 ですから安いとは言えませんが、まあ、安心料ですから仕方がありません。こんなことを15年以上も繰り返して来ているのですが、DSで来るのは私の1台だけでしょうから、陸運同様にまあ「顔」になっているのも便利なものです。
 さて、これで帰るのは早過ぎますので、陸運に様子をうかがいに行くことにしています。ユーザー車検の受け付けで変わったことがありますか?と言うと、予約の電話番号が変わり、予約が5日前からだったのが、14日前からになりました。これは便利になり有り難いことです。インターネットでも kensayoyaku.mlit.go.jp/ になりました。
 いつものことですが、用紙等を買って置きますし、出来るだけ自賠責も支払っておきますが、4月から値上げになりますし、「リサイクル券」も支払いがあるとのことで、初回7月でしたのを続けていましたのを22ヶ月に短縮しましたが、それでも5月末まであります。 ¥28,500 でしたので、リサイクル券の方にも行きましたが、対象車が少ないからでしょう、2階の隅で親切なものでした。私の替わりに機械に打ち込んでくれましたが(フロン類料金)が***になっていました。古いDSにはエアコンは無しと思ったのでしょう。多分もうけでしょう? ¥14,030 でした。
 まあ、あちこちでお金の掛ることですね!!!これで残りは、当日に「印紙」を貼るだけになりました。
 年度末で混み合っていますとか、放送がありましたが、15年前に比べたら空いたものです! 4月には「ガラガラ」になっていることでしょう。
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by citroenDS | 2006-03-14 21:10 | ユーザー車検
[Floating Fish]
 "Citroen,Grafic Arts and Advertising" Musee des Arts Decoratifs in Paris, Nov. 1965:

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[ edition speciale; CITROEN AU LOUVRE ]
□コメント
 ”シトロエン・グラフィック・アートと広告展”がルーブル美術館の主催で1965年11月に行われ、15,000人の来訪者があったこと等が Le DOUBLE CHVERON;No.3に特集されています。
 このことは「二玄社、シトローエン、編者=大川悠」にも●付で特別に紹介されています。その会場風景も紹介されていますが、その写真(172)は白黒で殆ど何も見えません。その写真を紹介出来るのも、IT時代のお陰でしょう。ウィリアム・クライン撮影の赤いデカポタブルの写真を真近で眺めている少女の写真[ a little girl's dream ]も加えましょう。
 有名な2CVに安楽イスを乗せて座って編み物をしている老女の写真(173)もこの会場にあったのです。大川さんの説明では別のように読めますが・・ 確かに当時のこのカタログは有名です。この頃がシトロエン・カタログの傑作が大変に多い時期なのです。私も同時期の IDSのカタログを既に紹介しております。
 大川さんも書いているように、アンドレ・シトロエンSAとデルピール・ピュブリシテとの出会いの時期(1960年代初期)からがシトロエン広報の一番優れていた時代です。この辺りの記載は「二玄社刊」に敬意を表して記載されている通りに転載させて頂いております。
■解説
 Le DOUBLE CHEVRON;No.3 の特集は、とても翻訳できる自信のない「広告論」で、とても私には無理のようです。
 写真から想像して頂く以外にありません。大川さんもこの特集は見ている筈ですが翻訳していません。しかし記載されている「シトロエンとパブリシティー」に書かれている本筋に間違いはありません。やや、機械には暗くても文学的な分野は強いでしょう。当時のCGの人達は皆文章書きの名人でしたから・・
 会場内は、写真からも解るようにパネルをワイヤーで固定した絵、ポスター、写真等による「迷路」のような中を楽しんだようですし、A.Francoisのポスターも販売されています。そして「広告は芸術か」に対する答えは、この CITROEN EXHIBITION を見たものが決めるべきものでしょう。

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●Andre Francois のポスターに就いて
(1)魚は水の中に住むから=水=流体=LHMを示しています。赤風船=空気=窒素ガスを象徴しています。従って、ハイドロニュウマチック・サスペンションの象徴です。
(2)エンジェルも同様に解釈するのでしょう。二玄社;シトローエンの目次の後のページ(写真-1)に説明しています。
(3)魚に足のあるものは、私の想像では流体が歩くのですから、Hydraulic System を象徴しているのでしょう。
(4)スワンの絵は"MOTEUR FLOTTANT"を象徴しています。
◎さて、大川さんも書いておられるように、Andre CITROEN の広告に対する考え方として有名なものが、PAPA MAMA CITROEN と例えられたような玩具やエッフェル塔のイルミネーションに始まりましたが、この "LOUVRE" を経て 1986年に発刊された Le DOUBLE CHEVRON 別冊"ADVERTISING"に繋がるようです。これもその内紹介しましょう。
その本の巻頭に "I am a lie that always tells the truth"-Jean Cocteau とあります。広告とはそのようなものでしょうか・・・

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by citroenDS | 2006-03-07 22:31 | Citroen 資料紹介
[DSの油圧システム:Q&A](2)サスペンションとブレーキ
□コメント
 検索をしていましたら「ブレーキを踏むと,制動灯が点いたり、点かなかったりで完全に点灯するにはかなり強く踏む必要があり、同時に後輪が5cm 程下がる・・・」との記事がありました。そこで[サスペンションとブレーキとの関係に就いてのQ&A]を再度書いておく必要のあることが解りました。
 DSのブレーキ装置に就いては、既に[BRAKE PRESSURE DISTRIBUTOR](2005-03)に記載していますので、今度はSMのものを掲載しましょう。これらは全く同一の装置ですが、DSのものとは上下逆である点は、前サスペンション・アームが逆であることを思いだして一層興味があります。理由は単に運転席の高さの差異によるだけです。
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 ここでも、ブレーキ・アキウムレータのボール弁に注意して下さい。決して前サスペンション方向えLHMは流れずにブレーキ回路は独立しています。
ここでは、ハイドロニューマティック・サスペンションやハイトコレクターのことは、もう解説はしません。

Q-1:二玄社、シトローエンには「前輪ブレーキの油圧もフロント・サスペンションと連結されたことである。これにより、ブレーキを踏むと前サスペンションの油圧が高まり、ノーズダイブを抑えることができる。」と書いてありますが如何なものでしょうか?
A-1:解説
 コメントで述べましたように、一方向弁ですので上記の記載は完全な誤解です。ブレーキ系と前サスペンションとは全く無関係です。

Q-2:同様に、制動時のテイルリフトをハイトコレクターによって修正出来ると以前にディラー等が解説していましたが、そうでしょうか?
A-2:解説
 ご存知のように、ハイトコレクターが作動して車高を修正するまでの時間は少なくても数秒は掛かりますので、これに期待するのは無理なのです。当時はディラーの説明に影響されて、専門誌までこんな事を書いていました。
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Q-3:DS(SM)のブレーキ系の特徴は何でしょうか?
A-3:解説
 コメントの中で記載しましたが、後輪ブレーキは後輪のサスペンション油圧を使用しているだけでは無くて、もっと積極的に後輪油圧をシリンダーに掛けて、ブレーキ・ペダルの支点をローラー移動させて、一層後輪ブレーキ圧をコントロールしているのです。[イラストを参照]

Q-4:それでは、コメントに記載してある「ブレーキを踏んでも、制動灯がつき難いことや、ブレーキを踏むと後輪が5cm も下がる」理由は何でしょうか?
A-4:解説
 イラスト(下)のように、ブレーキ点灯用のスイッチが油圧により作動しますので、後ブレーキ系=後輪サスペンション系に、どこかでLHM漏れがかなりあることになります! 後輪のテコ比を考慮し、サス・シリンダー径から計算しますと、1回に10cc 以上の漏れになります。理論的と言っても、このようなDSが存在するとは思いませんでした。
 油圧配管がかなり長いことや、ブレーキ圧分配系(イラスト)、後輪フェンダーのハイトコレクター・カバーを開けたり、当然ブレーキの分解等かなりの作業になる可能性があります。簡単な場所からLHM漏れが見つかることを祈りますが・・どちらにしても、DSは全ての部分を点検修理するのが「本筋」です。DSのオーナーは「その覚悟は必要」でしょう。
 ちなみに、私のDSではブーレキ・ペダルに足が触れる程度で制動灯は点きます。前ブレーキ圧で作動すると思っていましたが、この例から、後輪ブレーキ圧によっているようです。勉強になりました。
◇追記:ハイドラクティブ・サスペンションで、高速時に4輪が独立した場合には(左右関連が無くなった時)エネルギー源が無くなりますので、アクティブ・サスペンションの定義から外れると考えられます。
●資料:CITROEN SM :DESCRIPTION TECHNIQUE: Acheve d'imprimer en decembre 1971.
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by citroenDS | 2006-03-01 23:21 | DS の整備と解説