[ Clutch-Cylinder の分解と整備:(Ⅲ) stroke を考える ]
*** Clutch-Cylinder の作動時の stroke から Return-Spring を考える ***

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Clutch-Cylinder の構成部品の全てですが、このまま載せ替えた方が良さそうです。 ここで多少記載しておくべきことは、Nut を多少奥までねじ込んでも Nut と Piston の間に入っている Return-Spring には、前後に数mm の隙間が存在することです。 要するに Push-Rod の長さには余裕があります。 このあたりは hydraulic Clutch には「非常に微妙さ」があるのです。それが、下の写真の Clutch engagement の調整に現われます。 14mm Nut の 1 回転で Clutch のつながりに「違いが」出てきます。(2007-03 参照)
 このように検討してきますと、Returm-Spring は Piston から Fork に掛かる最初の力を 1/3 程吸収して Clutch-Cylinder の作動を安定化しています。接続時には最初の半 Clutch までの時間の短縮に効果を示すでしょう。私が取り上げたい点は、Hydraulic Clutch Control だけで無く Mechanical な部分もあるだろうと云うことです。
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Cylinder-Fork (IN) (OUT) 等と記載していますが、ご理解頂けるように、(IN) とは Clutch-engaged : Clutch が接続している状態のことです。 同様に (OUT) とは Clutch の接続が切れている状態です。 "engage" とか "de-engage" とか書くのでしょうか? いずれにしても、 Clutch-Piston の stroke は「物差し」に表示してありますように、約 1.3 ~ 1.4cm 程度です。
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*** from: Jerome's Blog . [Mechanical Clutch Control by Wire & Push-Rod ! ] ***
面白いと云うべきか? ID : mechanical になっても、DS での hydraulic Control の構造のままに、Clutch-Fork を前に押しています! "L"型金具や支点の Bolt は強度的には当然「不利」でしょう。 DS と同一の生産性とは言いながら「頑固」ですね・・・
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"L"型金具や Clutch-Pedal で理屈の上では、「テコ比」で 1/5 ~ 1/7 に計算上はなるのでしょうが、それだけ各部分で抵抗が生まれますから、どれ程 Pedal が軽くなるのでしょうか? ID 系の Pedal 類の重いことは有名です。下の old-type Pressure-Plate が重さの原因であるらしく (1966-67) 多くの spring があります。
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上の写真と下の写真とは「左右が逆」になります。 DS に比較すると Mechanical Control は何と simple なのでしょう!
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by citroenDS | 2007-07-25 10:22 | DS の整備と解説


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