[ Dash-Pot を分解して解説する ]
◆ 解説: Dash-Pot は構造はほぼ同じでも、使用される場所によっては (Gear-Selector) LHM の粘度の温度補償をするためでしたが、ここでは明らかに LHM の移動速度を遅らせるためです。図でも「狭い孔を通る」と「自由に通る」との説明になっています。
 Dashpot の構造で何故「調整用」に枚数を変えられるようにしたのか?興味のあるところですが、恐らく全車種で「同一」のようです。また、私の DS での経験からは、枚数を半分にしても「目立った」変化を感じませんでした。この理由としては、人間の感覚の「あてにならない」ことと、 Anti-roll-Bar の中点からの「力の伝達法」の問題があります!この「あいまいさ」が Dashpot の性能?以上に働いていると考えられます!
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Slidevalve は「閉」= Neutral-Position です。また、Dashpot 中央部からの return 回路は、理屈からは必要のないものです。一方から押され、他方からは引かれているからです。 Slidevalve から漏れた LHM を排出するだけです。
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*** この測定は CITROEN TECHNO CLUB 時代に Obata & Mori 両氏のご協力で実現したもので、拙著:"WHY CITROEN Q & A" に掲載したものです。当時は写真の印刷が高価でしたので、コピー器の上に円盤を並べて作ったものです。それを思うと、このような映像は「夢のよう」です。***
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Dash-Pot 構成部品。小円盤の径 5.8mm, pinhole= 0.3mm, とかなりの抵抗です。とは言え小円盤は 4 枚X 2= 8 枚で、1 枚の厚さは 0.1mm ですから全体で 0.8mm でしかありません。私の DS23 では、rear を「半分= 4 枚」にしています。
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photos by IXY Digital 30. 良く撮れるものです・・・
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by citroenDS | 2007-07-19 00:55 | DS の整備と解説


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