[ Cooling System の洗浄]
◇コメント
 Coolant (Cooling Water) の交換をする時、皆さんは「洗浄剤」で前処理していらっしゃいますか? 今回、交換に際して実験的に「どの位の効果」があるものか?を調べてみました。
 「洗浄剤」としては、一般的には写真の "Holts" のものが知られていますが、5 ~10L に 1本~ 2 本使用すると書いてあります。この製品はかなり長い歴史がありますので、それなりの効果はあるのだろうと予想しましたが、その結果は如何?
 ここで基本に戻って考えてみますと、80°C 以上にならないと Thermostat が closed の状態で「洗浄液」は循環しませんから「待てよ?」と言うことになります。そこで私は Thermostat の汚れを見て置くためを兼ねて「取り除き」ました。
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◆解説
 古い Coolant は排液してから水道ホースを Sub-Tank に に差し込んで Radiator から排水しながら「きれいになるまで」 Engine を廻しておきます。あまり長くは「心配になって」きますので、数回繰り返した後で停止して冷えるのを待ちます。暖房用のコックを「開」にして置くことと、数回 2,000rpm 位まで吹かさないと、暖房系の空気が抜けません。今回は実際には Tharmostat を除去してありますので、この作業を 2 回繰り返しました。
 この後、上記 Holts を 2 本使ってみました。 (DS23 の Coolant 量は 13.5L) 使用説明書には 30 分程 idling か走行するようにあります。いずれにせよ、前述しましたように 80° 以上で無ければ「洗浄」の意味がありません。説明不足ではないでしょうか?こちらも、2 コース行いました。いずれにせよ、排水時に火傷しないよう注意がいります。
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このようにしてから「排水」したものが、 1 回目=(1) です。同様に 2 回目が (2) 、3 回目が(3) です。 "Flushing" した後には 3 回以上の水洗浄が必要であることが解りました。ここで見られますようにかなり「汚れた水」が「何回も」でることが判ります。私の場合には Radiator を「変更」していますので、 Radiator 容積は 4 本= 8 L になっています。
 翌日見ますと下に鉄錆と水泥?が沈殿して全体は澄んできています。この沈殿物は「錆色」ですが、磁石には反応しませんから「水泥=湯垢」でしょう! "Holts" の成分は「酸類」ですから上澄みにも「溶けている」部分もあるでしょう。

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4 回目の「水洗浄」です。排水はほぼ「透明」になっています。 Engine の Water Jacket の方はどうなっているのか? との疑問が出るでしょう。次項でこの「検証」はしますので、「ご安心下さい」・・・
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写真のように、一度分解して Thermostat を除去してから、再度組み立てて、最初の写真のように行っています。 Thermostat 等は Brush で軽く磨いてあります。
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by citroenDS | 2007-06-17 14:43 | DS の整備と解説


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