[ LHM-Reservoir-Filter に関連して・・・]
◇コメント
 横浜ベルトで若い Xantia の Owner にお会いしたところ、Reservoir-Tank の Return-Hose から LHM が漏れて困っているとのお話なので拝見しました。この車では既に Reservoir-Tank は強化 Plastic 製なので、内部に溜まった水で Tank の底が錆びて孔があくことは無いのですが、return とはいえ圧力は 0 ではありませんので Tank の上は漏れた LHM で一杯でした! この理由は Tank から出ている Pipes に「ふくらみ」が無く、且つ Return-Hose のゴムの硬化のようです。「ゆるゆる」ですから漏れるのも当然です。しかも Hose-Bands が使われていません。耐油性のビニール・ホース (オートバイには使われている) に変えて途中で joint するようにアドバイスしてきましたが、自分の DS の Reservoir の Filter & LHM も気になったのです。
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◆解説
 ここ数年間 Filter 清掃、LHM の交換はしていませんでしたが、点検で「LHM の色」は見ていましたから、予想通りに Filter の汚れは軽い程度でした。走行距離の多い車では、 LHM の色が緑色から茶色に変色しています!!!軽い成分が先に蒸発して粘度も高くなっており、乗り味も硬くなってしまいます。また、鉱油ですから「水分」と分離して「底に溜まり」ますから、ひどい場合には底が錆びて孔が開くこともありますが、普通には Engine-room 内の高温で蒸発しているのでしょう。
 私は Battery 同様に「湯沸かし器の後に張っていた」断熱材をアルミ板で覆った板とアルミ箔を貼ったスポンジ状の板とで「断熱壁」を作ってあります。 2 本の上部の return は途中で 1 本にまとめていますので Tank の上は 1 本です。耐油ホースには Fuel-Hose を使っています。
 High-Pressure-Pump への Hose は外さずに Tank から出して Filter を抜き出しせば、下の写真のようにシンナーや CRC Spray 式 cleaner で簡単にきれいになります。 再始動の際には「呼び水の必要は無く」数秒間で H.P. からの「音」は消えます。心配し過ぎることはありません!
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この Filter の最下部分は Reservoir-Tank の底の円い部分に「はまっている」のですから、 Tank の底に溜まっている「ごみ」や「水分」を吸引してしまうので「良い設計」とは云えないでしょう。従って、随時、 drain をするのが「理想的」です。私は underpanel を外しているので、何時でも簡単に汚れた LHM を廃棄できます! 位置関係の参考のために DS23 IE の写真を Jerome's BLOG より載せておきました。私の DS23 も全く同じ配置です。▼
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硬くなったゴム管 = drain-Pipe= hose から LHM を廃棄するには、 Reservoir-Tank を移動させる必要があるでしょう。それよりも「柔らかい vinyl-hose」 に交換するべきでしょう。今回も drain された LHM は追加したものと同じ色でした!写真で Return-Hose は CX 用を使っています。"U"の字に曲がっているのが都合良かったからですが、確か¥9,800 でしたから高過ぎでしょう!
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by citroenDS | 2007-03-12 12:33 | DS の整備と解説


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