[ Cooling Effect と必要な発電電力]
[ What can we learn from Jerome's BLOG ?]
◇コメント
 私達の乗っている DS は恐らく大部分が 10 万KM 以上走行しているでしょう。私の DS 23 は France で 8 万 KM 走り、私の所で 1.5 万 KM で合計 9.5 万 KM になります。 18 年前に Engine を載せ替えましたが、その時の中古 Engine は Jerome のやったようには Overhaul してあったとはおもえません。見える所だけは綺麗でしたが「最小限」でしょう。恐らくは、Jerome が「掻き落した」程度でしょうから、Cooling 効果は大いに低下しているでしょう。
 Engine に Water-Pomp や Intake-Manifold を取り付けた折や、Thermostat を交換したり「水温センサー」を付けた時に見たところでは、Jerome の ID ほどではないにしても「一皮」は湯垢が付着しており、冷却効果はかなり低下しているとするべきでしょう。それと必要な「発電量」と如何なる関係があるのか?との質問が出るでしょう。
 例えば、DS 21 であれば DS 23 用の Radiator & Cooling-Fan と交換する方法があります!恐らくどなたかはやっておられると思うのですが・・・この為には当然 35 A を 50 A にする必要があるのです。
 DS 23 はどうするのか?と云えば、例えば「押し込み型」の Cooling Fan を追加するか、私のように国産のライトバン用の Radiator & Cooling-Fans に改造しましたが、これにも Alternator の強化が必要でした。 このように Water-Jacket に「湯垢」が付着して、どの程度 Cooling 効果が低下しているのか?が予想出来るように思ったのです。
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◆解説
 水冷エンジンではシリンダー・ブロックに Water-Jacket があり、Cylinders を冷却していますが、この中がこのように「湯垢」が厚く付着しているとは「予想しなければならないこと」であるにも拘わらず、現実に見ると驚きます。しかし、DS Owners が Engine の Overhaul を簡単にするとは考えられません。「湯垢」の付着は流速の速い場所では「殆ど付着しない」ようです。私の DS でも Water-Pomp には殆ど付着していませんでした。それにしても、交換出来るものはやっておくに越したことはありませんし、点検し清掃は必要でしょう。
 何があるか?と云えば 1) Radiator の清掃。 2) 多数の Water-Hose 類の交換。 3) Thermostat とその周辺部の清掃、交換があります。
 ヨーロッパは硬水と聞いていますから、日本よりもヒドイのでしょうか?また、冷却水は理屈からすれば、交換はしない方が「湯垢」は少ない筈ですが、不凍液に添加されている成分の効果にも疑問があります。
 写真の ID 19P の走行距離も一度質問してみましょう。
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掻き落とした痕が見えますから、最初は酷かったろうと思います! Cylinder-Block 内が一番ヒドイようです。 Water-Pomp を外した部分にはあまり付着していないのは、私の経験と同じです。 OUT と書き込んだところから Radiator への Upper-Hose が出ます。
 DS23 ではここに Thermostat & Sensor があるのですが・・・
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Cylinder の Water-Jacket に面する部分ですが、かなりヒドク付着していますが、下の写真のように「綺麗に」除去されています。この位やれば気分は 100% 良好になるでしょう。
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Water-Jacket の表面が意外に不整であるのに驚きました。そのせいで余計に付着するのでしょう。 Jerome が「気分良く」組み立てています。この後完成して V-sign を出しています。さもありなんです・・・手前の穴は Camshaft から Rods が立つ場所で空洞です。
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by citroenDS | 2007-01-21 20:40 | DS の整備と解説


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