[ DS23 HA と ID19P MT の Gearbox を比べる ]
[ 1974-DS23 hydraulic-Gearbox と 1966-ID19 manual-Gearbox とを「綺麗な写真」で比較検討してみた。]
◇コメント
 綺麗な写真はそれだけを見ているだけで、感動を与えられ、機械構造を理解させてくれます! Jerome は最近特に照明や撮影角度など「進歩」したと感じます。それは「伝える」という意識がそうさせているのでしょう。私の BLOG も彼の BLOG のように「写真が主体で」、説明はそれぞれの写真の間に簡単に書き込まれる [style] になっています。
 写真の重要な [point] には説明を入れさせてもらいましたので、それだけで大凡の理解は出来るでしょう。 [old manual Gearbox] は [hydraulic Gearbox] と比較して見ますと、なかなか design に凝った所があるようです。"floating brake"calliper-Support の形状など面白い形で DS らしい Design です・・・
◆解説
 昨年末に、 Test-Bench で Engine Start を行っていましたが、その後の記載では Carburetor(solex) は Professional に overhaul を任せると記載してありましたので、今回も Gearbox の外観での比較に限定しておくつもりです。内部の Pinion-Gears & Bearings は同様に "Pro" に任せるだろうと思うからです。
 今回、differential Shaft の Ball-bearing を overhaul していますが、かなり磨耗し汚れていますので間違いないでしょう。
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これらの写真を見ると MT の Clutch Mechanisum の説明は要さないでしょう。普通の MT とは上下が逆ですので、その為の Lever がある程度の差です。 Camshaft-Bearing は外径が one size 上の 6304 と記載されています。 Housing も特殊工具によるネジ込み式ですが、これも後期よりも良いと思います。 Ball-Thrust-Bearing は左側は shaft を通し、右側のみ Clip で挟んでいます。やや、きゃしゃな感じです・・・
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MT Gearbox の front-cover を外すと primary-shaft と differential-shaft が上下に並んでいます。上の先端の Bearing は Dog Nut で締められています。下の shaft には Speed-meter-Gear がなくて、少し奥にありますが「順番」からすると後にあったものが「先端部」に移動したと云うべきでしょう。DE-Gearbox の「かたつむり」のような形のものが、Floating Type Brake 用の Support ですが不思議な形をしていますね・・・
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私の DS23 hydraulic Gearbox ですが、Gearbox の上面にある油圧装置が如何に複雑であるかが判ると思います。今迄に使っていない写真を・・・と思いましたので、露出がやや不足気味のものを Adobe 処理しています。外観的には Brake System の違いによる support 方式に由来していそうです。内部の Pinion-Gears & Bearings は非常に綺麗にみえます!また、Differential-Gear & Pinion-Gear も drain Plug の 孔から「直ぐ近く」に見えます。
 DS の 4 速は直結ではありませんから、Gear-Noise に関しては「有るのも正解、無いのも正解」と A.Brodie が云っていたのを思いだします。DS は engine の位置からしても静かな車ではありません。それも driver's seat が特に noisy なのです!
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上の写真は S 自動車で Engine を載せ替えた折に撮った Fork & Thrust-Bearing ですが、この間を細い針金でからげています。写真ではこの針金から thrust-Bearing ( 1st type) の「耳部分」が外れています。このように Fork と Thrust-Bearing とは意外に「簡単に」連結されています。 2nd type (SM type) では一般的な Clip で両側を挟んでいます。( 2005-04-18)[ ギヤ・ボックスの載せ替え] を参照してください。 下の写真は、その Gearbox の Front-cover を外して発見した Dog-Nut が外れていた!もの。これで Fuji-Speed-Way を 130 km/h 以上で走行していたのでした!!!もっとも、外れた Dog-Nut は Hausing と Bearing & Shaft の間に挟まれて「空転」していたようです。この Gear-box は現在もわが家の Garage に clutch & thrust-bearing 付きで存在しています!!!▼
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Gearbox を交換する時には Speedmeter-Cable を Alternator の横付近の「中継部」で着脱するように書かれています。しかし、Gearbox から Gear & Nylon-socket と共に取り外したほうが良い筈だろうと思います。 Gearbox の front-cover の Speedmeter 付近の 14mm bolt を抜くと Cable が抜けますが Gearbox 側に Nylon-socket と Gear が残るので取り出します。この Gear の磨耗の程度は「走行距離」を示しています。 Gear の中央部分が「減っています」が新旧の差は甲乙付け難い程度でした。 Meter Cable の先端部には Jaeger の刻印があります。
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Jerome がこの写真を撮ったのは、1日でも早く Body に Engine & Gearbox を載せて走りたい「今年の思い」を "Image" したのでしょう。私も Engine 載せ替え時に「同じ思い」で撮ったもので「お付き合い」をしました。
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by citroenDS | 2007-01-07 16:21 | DS の整備と解説


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