[ Holiday's petit Repair ]
[ Carburetor-Shaft-Support の少修理 ]
 ◇コメント
 最初の図は JBM の部品カタログ説明書に記載されていたものです。しかし、残念なことに JBM は全てを eBay に売却して廃業したとの連絡を今年の春にもらいました。長い間のお付き合いを感謝すると・・・こればかりは、何とも止め難いことで「もっと spare-parts を買っておけば」と言っても私一人で解決できる話ではなかったのです!
 取り合えず、この説明書に書いてあることを説明しますが、用語で先ず困ってしまいました。 JBM で記載している用語と、No.611 に記載されている用語が違うのです。 No.611 で記載している用語を (・・・) で追記しておきましょう。 Hydraulic-DS では、Carburetor の Primary-Shaft の前側には Clutch-Re-Engagement-Control が接続されており、これと一体で [ Rev-Limitter ] がありますから、Carburetor の後ろ側に接続されている「図」の shaft ( Control-Relay )が他の車には不要なのです。従って、Gear が入って Clutch が接続していない限り、 Accelaretor-Pedal を踏んでも、ここにある Spring が働いて Shaft は殆ど回らないのです。そこで Carburetor と Accelarator-Pedal との間にある Shaft には無用の力が掛かりますので、Body の Fire-wall でこの Shaft を Support ( Counter-Plate & Bracket ) しなければならない訳です。この Support の中心に Shaft 径に合わせた Grommet があり、この間のゴム・リング= Bushing が老化したので、この補修をすることが必要になりました。
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◆解説
  Engine は加速、減速により前後に、回転トルクにより右側に動きますので、この Carb-Shaft には「変位」が加わります。そこで Control-Relay を Counter-Plate で受けて、Bracket に固定する必要があります。言い換えれば前側は Carburetor の Primary-Shaft で、後側を Counter-Plate で固定された Shaft ( Control-Relay ) は Accelaretor-Padal によって廻されますが、Clutch が接続されていない場合には REV-Limitter が作動しますから 回転は Spring に吸収されます。
 従って、 Hydraulic-DS にのみ必要な装置である筈ですが MT でも同様になっています。無駄ですね・・・
Fire-Wall の左側にある Bracket から Counter-Plate を外しました。 Bracket に固定している Support-Plate や Nut 等を取り落とさないように、下部に古タオル等を詰めておきます。何せ 8mm Nuts, Washers ですから落とすと探すのが大変です。
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JBM では初めゴム製の Bushing でしたが Teflon 製に変えました。当時、$ 10 でしたが Teflon では硬いのでは?と考えて買わずでした。今回は original のゴム製が写真のように壊れてしまいましたので、何か使えそうなものを探しましたら「水道の蛇口に付けて水はねを防止する」器具が "Just Size" であるのを発見して、弾力性も考えて利用してみました。
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「水はね防止具」の蛇口側を切って Bushing 代わりに使いました。前後共に余裕は充分で押し込む "Just Size" です。心配は温度変化だけです。湯に入れて Test しましたが OK ですし、前後の余裕がたっぷりあります!
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Counter-Plate, Grommet & Bushing を Bracket に取り付けたところです。 Carb-Shaft ( Control-Relay ) を真っ直ぐに ( Alignment ) 取り付ける必要があります。それには多少の弾力性が必要な気がするのです。 Engine の変位によって stick しては困るわけですから、適度の余裕が必要でしょう。
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■上記の Alignment ( アライメント) が狂っていますと Carbulator の Primary-Shaft を磨耗させます。 最初に JBM に書いてありますように、1966~1969 年 ( この方が正しい???) DS/ID の Carb-Shaft は細く 5 mm 径で、その後は 8 mm 径に太くなっています。
▼古い DE-engine の写真を探してみました。 Distributor が後で邪魔をしていますので、細い軸がコの字に曲がっています。それでも、DS/ID , HA/MT, L.H./R.H. 全て同じ Pedal 機構を使っているのは無駄な気がしますが・・・▼
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by citroenDS | 2006-12-26 12:16 | DS の整備と解説


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