[ カムシャフトの出力軸としての問題点 ]
[ CAMSHAFT の出力軸としての問題点 ]
◇コメント
 カムシャフトの回転数はクランクシャフトの回転数の 1/2 に落とされていますが、この場所は DS, ID の場合にはエンジン最後部にあるタイミング・ギヤーです。 DX エンジンでは私の輸入したエンジンの写真は Owners Workshop Manual の図のようですが、 DE エンジンではどうなっているのでしょうか?
 結論としては、チェーン・テンショナーの位置が異なるだけのようです。
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◆解説
 DS21,23 の DX 1,2,3,4,5 エンジンではこの部分は共通ですが、ID の DE エンジンでは写真下のようにテンショナーが見られませんが、附図では DX エンジンとは逆に「内側」にあるように記載されています。
 いずれにしても、図に記されているようにカムシャフト軸に取り付けられている Timing-Pinion ( Timing Gear Wheel ) の歯数は 38 Teeth ( ダブルでは無しに) と "D"Model, 661 に書いてありますので、写真で数えてみましたが正しいようですが、直径、半径を比べてもよいのです。クランク軸側は 19 Teeth となります。
 何故、カム軸はクランク軸の半分の回転数なのかと言うと、フォーサイクル・エンジンでは{吸入行程}と{圧縮行程}とで 1回転し、この間には{吸入弁}が開くだけです。次の回転で{爆発行程}と{排気行程}になり、{排気弁}が開きます。この行程が連続するのですから、カムシャフトは半分の回転数になります。
 この回転数の修正は、前方のプーリーの径で行われるので問題は無いのですが、カム軸は最後部で駆動されて最前部で「大きな負荷」を掛けられるのですから「ねじれる」のでは?と思います。トーションバー・スプリングとは「焼入れ」が違い、もっと硬い材質になっていると思いますが、今度は折れる可能性が生じます。 CX ではオルタネーター: 100A にエアコン等の負荷では、スプラインの磨耗や時には折れたこともあったと"S"自販の工場長に聞かされたものです。
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 小さい歯車=クランク軸の太いことが解かります。古い DE エンジンのチェーンが何の磨耗も認められないのには感心します。現在のコックドベルトと比較にならない強度の有り難さを考えねばならないでしょう。▼ 
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上の写真は: id19p-over.blog.com. より▲
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by citroenDS | 2006-11-05 21:42 | DS の整備と解説


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