[ MY DS 23 '74 PALLAS HYDRAULIC ]
◇写真解説
 私の DS 23 Pallas のフランスでのオウナーは、かなりこの車に入れ込んでいたと思はれます。
c0019483_2155078.jpg

↑写真( 1 )のドライバーズ・シートを載せている台が、前後独立して前:3 段階 後:2 段階に上下調整機構を持ち、リクライニング機構はダイヤル式です。シートの前後調整は前 2 席共にスライド・レール式に調整出来ます。 Pallas は日本には多く入っていますので、あまり説明は必要がないと思いますが、本皮製の特別仕様で「最上のコンディション」の DS は「世界でも何台?」と言う位だろうと思います。かなりの「自画自賛」。 でもドアーを開けると未だ革の匂いがします!!!
c0019483_15341445.jpg

↑写真( 2 ) 前席の足元はあらゆる部分がカーペット張りです。ブレーキ・ペダルのゴム製「きのこ」は新品に交換してあります。せっかく購入したので交換しただけで、前の「きのこ」は保存してあります。鉄骨構造のサイドシルを覆うカーペットには保護用ステンレス・プレートが付いています。助手席側にはありません。
 この保護プレートは「パーキング・ブレーキ」を踏む際に必要なので、乗り降りのためにではありません!これはその「位置を見れば」当然明白なことまのです。乗り降りの為であれば、もっと後に無ければ意味がありませんね。その位に、パーキング・ブレーキを踏む( 有効に ! )のは大変なのです。車検ラインではシートから尻を浮かせて「体重でペダルにのる」んですよ!この原因はパーキング・ブレーキ・ワイアーが 1 本で左右外側のパッドを締める構造であるからで、各内側のパッドは「受身」で締まるからです。これも歴史的にはメイン・ブレーキが [ Floating 式 ] であったことに原因があるのです。 パーキング・ブレーキの解除を忘れないように付けた S.W. が一部みえます。( 2005-05 :パーキング・ブレーキの項、参照 ) また、ラジエーターの位置を変更し、電動ファンにしてありますので、正確な LAMCO の水温計を付けています。
c0019483_21562430.jpg

↑写真( 3 ) は助手席のシート・スライド台から下を撮ったものです。サイドシルの上面、外面はステンレス製保護パネルが張ってあります。その下に白いゴム製のドアーシールがあり、ドアー本体にも下面に頑丈なドアーシールがありますから、二重にドアーシールがあります。ドアーの下は十文字状にステンレス・パネルに合わせたアルミ製パネルがあります。このあたりの「美的センス」には感心させられます。金額的にはたいしたことではないものです。
c0019483_1537090.jpg

↑写真( 4 ) は、リヤ-ドアーとリヤーシートへのサイドシル附近を撮ったのですが、ドアーの内張りはほぼ全体が革張りで塗装面は僅かに足元のステンレス張りのとの間に残った部分だけです。サイドシル部分は前部と同様にカーペットにステンレス製の保護パネルが張ってありますが、これも凝ったデザインです。助手席の背にオプションの GH 製テーブルがあり「お守り」を下げています。 ( 2005-12 の写真を参照 )
 B ピラーの内側は全て革張りですが、サイドシルには「恐らくPrestige 用」のピラーを立てるため?の穴がカーペットが内側から汚れて見えています。
c0019483_22584255.jpg

↑写真( 5 ) 後席をカタログ風に撮影して見たものです。このコンディションのシートは少ないでしょう。


c0019483_2154324.jpg
c0019483_22121031.jpg

↑写真( 6 ) は、シャシー・ナンバープレートは鉄板ビスで留められているので、他の車から持って来てもごまかせます。 車検の時にはもっと中央上の鉄板に刻印してあるものを見せないと「笑われ」ます!( ユーザー車検:その2; 2005-05 参照 )
 CITROEN CHASSIS NUMBERS for the DS 23 の資料によれば、[ キャブレター仕様車 ]
1973 Model Year--i.e from Sept '72 to Aug '73, 00 FE 0001 to 00 FE 9638.
1974 Model Year--i.e from Sept '73 to Aug '74, 01 FE 0001 to 01 FE 6446.
1975 Model Year--i.e from Sept '74 to Apr '75, 01 FE 8501 to 'fin' となっていますので、各月の生産台数に極端な偏差がなければ、 1974 年 5 月頃の製造になるでしょう。
 '73 年モデルと '74 年モデルの違いは、ウインド・スクリーンが[ SUPER TRIPLEX ]になったことです。OPTION でメタリック塗装、ティンテッド・グラス、本皮内装とアームレスト、ヘッドレストがありますが、私の DS 23 Pallas は全て装備しています。英国の Citroen Cars Club ( CCC )の会員の所有車の内でも本皮内装の DS は 10 % 程度です。( 以上は、拙著 "What's DS ?" 1991 年夏: 140 頁に記載してあります。 Mr.A.Brodie に "a"が抜けているよ・・と云われました。 )
↑写真( 7 ) はカラー・マークで、427 が Brun Scarabee であることはわかるのですが、LE は製造ラインでの Pallas ; Leather 仕様の意味でしょうか?考え得ることは「内装の種類」しかありませんね・・・


c0019483_22311272.jpg
c0019483_2216331.jpg

↑写真( 8 ) シートベルトはオプションで付けたものでしょう。珍しい「巻き取り式」です。 SOFICA 製です。E 2 とありますので安全基準のマークでしょう。前側に後席暖房用のステンレス製の穴が左側のみあります。これは前席の写真で車高調節器の前方に見えるダクトから送られるのです。
↑写真( 9 ) ウィンド・スクリーンの SUPER TRIPLEX です。この( 8 )( 9 ) は DS の安全性:49 と 50 番です。
** TRIPLEX に就いては項を改めます。
[PR]
by citroenDS | 2006-08-10 21:58 | my DS23 の写真


<< [ TRIPLEX に関連して] [ HYDRAULICS と ... >>