[トランク・リッドの周辺部の問題点]
◆コメント&アドバイス
 前項ではBOOT DOORと記載していますが、これらの写真を見ている内に、このブログを見た方からの質問を思い出しました。その際に、DSの錆の程度の判定には、この周辺の錆の程度とリヤ・ハイトコレクターの項で掲載したリヤ・トーションバーがトランクの一番奥で深い部分にあるので、必ず点検してから購入するべきである事を「アドバイス」させて頂いたのです。
 勿論、トランクの一番奥を調べるのですが、その前にも、このトランク・リッドの「開口状態」を維持するDSに特徴的なスプリング入りのテレスコピック・チューブのボディー側の「受け金具」付近の錆の状態が、同じように重要な点検部位なのです。
 DSの半数以上が、この場所の錆が酷くて充分な強度を持っていないのです。溶接等で補修してあった場合には「購入中止」を考慮するべきです。この付近の小さな孔から水がトランクの中に入っていることを示しているのですから、リヤ・アクスル取り付け部分付近のシャシーには取り返しの出来ない錆による「強度不足」があるからです。逆に他の場所の状態が多少悪くても、この場所が良好であれば「目をつぶる」ことも選択の一つです。
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 「写真」で私がトランクの方をスペア・タイヤの格納場所として選択した状態を示してあります。タイヤ・サイズの項でも記載しましたが、スペア・タイヤのサイズはインジェクション・モデル以外は、155ー165ですので、この場所が本来の収納場所だろうと考えているのです。それ位にピッタリなのです。
 次に、リヤー・ガラスの下縁はスポンジを入れて圧着していますので、水を吸い上げないように出来ればシリコン剤を塗り込んでおくことも必要でしょう。錆落としと防錆処理は必ずやっておきましょう。リッド裏のゴムスポンジの状態に付いての注意も前に記載してあります。
※内部の照明スイッチは筒の中の鉄球が上下していますので、CRCを入れて調子良くなる筈ですが、ダメな時にはランプのそばに普通のスイッチを新設するのが簡単でしょう。
※このトランク開口部付近の防錆に手間と時間を掛けておくことは、必ず後で「報われ」ます。重ねて忠告いたします。この付近に錆びて孔のあるDS、補修の多いDSには手を出さないことです! 「塗装の善し悪し」では無くて、防錆処理です!!!

◎ご質問を頂いた方々の、その後の状況をお知らせ下されば幸いです。(→Comments) 私も勉強になりますのでよろしくお願いします。

▲写真のようにトランクの荷物の出し入れでキズにならないように、保護用にビニール・ステップを前オウナー(フランス人)が貼ってありました。兎に角このDSオウナーは車を大切にしていたようです。後述しますが、GHアクセサリーをいろいろと付けています。
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by citroends | 2005-11-10 22:29 | DS の整備と解説


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