DS23のAir 抜きバルブ
DS 23 の LHM - Air 抜きバルブに付いて。

DS 23 の”油圧系”には、1). サスペンション系の如くに 100 ~ 140 bar と云った「高圧油圧系」と、
  2) ブレーキ系、クラッチ系、ギヤーチェンジ系と云った「半分以下の低油圧系」とがあるのだが、このように分類しての記載は、他には「見かけ無い」ような気がするのだ!


この事実を、「学術的分類して考える」ことが、今まで為されてないようだが・・・
 改めて、この「低油圧系回路」の特徴を考えてみよう。 この典型的な「特徴」は、 LHM から Air を抜く「部分で、前部分に 3 ヶ所あり、後部分には 2 ヶ所ある。
 「高圧系配管内では、その高圧故に”混入した空気”は存在し得ないから、除去する必要性がないのである。
 これに対して、”低圧油圧系内”では”除去しないと”油圧によって「力の伝達」が出来なく成ってしまうから、「典型的」には、ブレーキ回路から「空気」を抜いてやらなければならない。
 後輪では、両側の Brake-Cylinder の後方で Bleed- Screw, Bleed- Valve などと呼ばれている場所からの「エアー抜き」である。



それでは、前部分では「何処に存在している」のか?以下に写真で紹介して置こう。
 これらは、直接的にも、間接的にも、ブレーキに影響をするよりも、エンジン回転数、ギヤチェンジ、やクラッチの断続に”大きな影響を”与えている。


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左側の外側の”ブレーキ回路”からは、キャブレターの”ガス濃度”を薄くして、アイドリング回転を低くするので、クラッチ接続は”断”になる。
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右側ブレーキ圧は、”遠心ガバナー”の軸後方の油量を増加させ、”クラッチ接続を”早める”。 また、ソレゾレの回路に混入した”エア”を排出させる「バルブ・スクリュウ」が、 2 個並んでいる。
 写真のように 8mm, 9mm の「チョット上質なスパナ」を用意しておきたい。
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今日は、上記のように「エア抜き」をした後のせいか???「猛暑にも拘わらず」良く走ってくれた。

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by citroenDS | 2013-08-08 14:19 | DS の整備と解説


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