[車検用のH4球の製作]
■コメント
 DS用の左側通行用のヘッドランプは存在せず、従って英国より対称型のものを輸入して交換しなければ、車検は通らないことは既に記載しました。この対称型の場合には当然2個の焦点を持っていますので、車検場で検査する測定器の位置では、未だほぼ平行光線ですから機械はそのような当たり前のことを理解出来ませんから、2個の焦点のどちらを測定して正しい方向なのかが解らずに[×]を出します。昔のように、ガラス板上が光る方式の測定器を人間が見て判定しているのであれば、2個の中心にすれば良いのですが、現在はだめなのです。それでは半分を黒くテープでも貼れば良いというでしょうが、それでは光量が半分になってしまう事は当然の理屈です。また、そのような測定では中心がずれてしまうのです。
 そこで、室内で実験をしてみますと、H4球のフィラメントの半分の2mmだけ、ランプの内部方向に入れれば当然、平行光線では無くてより近くに焦点を結ぶことは明らかです。この位置を車検場の測定器の位置にすれば、焦点は1個で2倍明るくなるのです。
 英国から輸入したランプ・ユニットは、新旧まちまちでベースの大きいものと、3爪用の小さいもの、反射板の良いもの悪いもの玉石混交です。兎に角、レンズ其の物はガラスですから古くて困る訳では無いのですが、このレンズが外れればいざ知らず!です。外そうとしてもガラスが欠けてしまうのです。苦労していくつかの組み合わせが出来上がりました。しかし、これらの2つの努力は大いなるメリットをもたらしました。これで「車検」恐れるに足らず! になったからです。

□解説
 2個所3対の6点溶接のH4球をニッパーで切って、2mm前に移動してステンレス用ハンダで着ければ完成です。前に出た分だけソケットに差し込まれる足が短くなりますので、銅線か板で延長すればベストです。不思議なことに、このランプの方が下向きでも明るくなりました。「写真」
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 たったのこれだけのことで、車検の[ヘッドライト]の項目が全く心配無しになってしまうことを、誰も知らないとは考えられません! 沢山製作して予備検査屋で売ろうかと思っていますが・・・
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by citroends | 2005-05-15 22:00 | DS の整備と解説


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