[クラッチ関係全交換]
□コメント
 エンジンを下ろしたのだから、クラッチ関係も全て新品に交換しておくことにした。それにはクラッチ板、プレッシャー・プレート、スラスト・ベアリング等をエンジンと共に輸入しておくことにしておいた。さて、古いエンジンからギヤ・ボックスを外してクラッチ板が見えて来ると、どうだろう、クラッチ板は意外にもかなり残っているではないか。多少の偏摩耗はあるが「ちょっと見」には新同にさえ見える。前のオーナーが何時交換したのか不明であるのだから仕方がないが、一度は交換してあると想像される。後日の自宅でのギヤ・ボックスの交換時のようすからもそう考えるべきだろう。或いはフランスでの使用方法とわれわれの予想とのズレかも知れない。
c0019483_1459156.jpg


■解説
 古いエンジン側に残るのがプレッシャー・プレートで、その問題は[ギヤ・ボックスの載せ替え]に記載する予定ですので略します。このプレッシャー・プレートを取るとフライホイールとクラッチが現われますが、フライホイールはエンジンのクランク軸に6本ボルトで取り付けられています。「写真」左がクラッチ側で、右がエンジン側です。その中心にパイロット・ベアリングがあります。ブレーキ・ディスクの重さにあきれた後でも、このフライホイールの重いのには呆れました。片手で持ち上げるのは無理でしょう。この重量から考えてもDSエンジンがトルク型であることが解ります。周囲の歯型は斜めに切られており、スターター・ピニオンギヤが入り易くなっているものと思いました。
c0019483_14593713.jpg


○新しい部品のリストを記載します。
 クラッチ・ディスク; 5 432 504 :£43:28,360円(ディーラー)。スラスト・ベアリング;5 429 379 :£25:10,770円(ディーラー)。プレッシャー・プレート;£48。いずれも15年前の価格ですが、円高のメリットであまり変わっていないでしょう。これらの部品の「写真」を示します。2枚を合成していますのでご理解下さい。
c0019483_1501582.jpg


●ベアリングに就いて
パイロット・ベアリング;純正品;26201119:3,090円。NSK;6302DDU;370円。
カムシャフト用;NSK;6204DDU;400円。この価格差をどう考えたら良いのでしょうか?しかも聞くところによると、NSKでは一定の期間が過ぎると在庫回収をしてベアリング・グリースを入れ替えるそうです。勿論、全て密閉型です。
[PR]
by citroenDS | 2005-04-18 22:04 | DS の整備と解説


<< [ギヤ・ボックスの載せ替え] [有名なDSのリアシートです] >>